中古車を買う時にかかる諸経費は!
<出典 : http://www.kuruma-sitadori.com/used-car-purchase/used-car-buy-total.html>
中古車を買う際、本体価格の他に諸経費がかかります。
「新車を買うときにかかる諸経費は!」では新車を購入する時にかかる諸経費を紹介しましたが、中古車は新車よりも支払わなければならない諸経費が少なく、出費を安く済ませることができます。
とはいえ車両本体価格が安い分、全体に占める諸経費の割合は高くなる傾向があり、特に激安車になると本体価格よりも諸経費の方が高いといったことも普通にありえます。
中古車を購入の際は諸経費も含めた価格を把握しておかなければいけません。
中古車購入時にかかる諸経費の詳細
税金、保険
項目 | 詳細 |
---|---|
自動車税 | 自動車の排気量によって毎年かかる。4月1日時点での所有者にかかるが、年度の途中で買った場合は月割で支払う。 |
自動車取得税 | 自動車を取得した時にかかる |
自動車重量税 | 車検時に自動車の重量に応じてかかるので、車検期間が切れている場合にかかる |
消費税 | 車両本体価格、オプション、登録費用など法定費用を除く全てのものに8%かかる |
自賠責保険 | 車検時に次の車検までの費用と一括して支払う。車検期間が残っていれば、残存期間の保険料を販売店に支払うのが一般的。 |
中古車購入時には上記のような税金がかかります。
自動車税は毎年4月1日時点での所有者にかかりますが、それ以降に購入した場合、翌月から年度末までの分を売主に支払うのが一般的です。
自動車取得税は自動車を取得したときにかかりますが、中古車の場合残価率がかけられ、年式が古いほど取得税が安くなる仕組みとなっています。
自動車重量税は車の登録時、車検時にかかるので、車検期間が残っていればとりあえずはかかりません。
自賠責保険(強制保険)も登録時、車検時にかかりますが、こちらは残存期間分を販売店に支払うのが一般的です。
登録費用
項目 | 詳細 |
---|---|
登録費用 | 陸運局での名義変更を中古車販売店に代行してもらう費用。印紙代を含めて約15000円~30000円程度かかる。 |
車庫証明手続き代行費用 | 車庫証明書の取得を中古車販売店に代行してもらう費用。約10000円~20000円程度かかるが自分で行うことも可能。 |
納車費用 | 自宅まで車を運んでもらう費用。約5000円~15000円程度かかるが、自分で取りに行けばかからない。 |
自動車リサイクル料金 | 車を廃車にする時の費用の前払いで、普通車で10000円~20000円、軽自動車で7000円~15000円程度。途中で車を売却すると返却される。 |
下取り費用、査定費用 | 下取り、査定時にかかる手数料。下取り車に価格が付いた場合は支払わなくても良い場合が多いが、下取り価格が0円の場合は5000円~15000円程度かかる可能性がある。 |
車検費用 | 中古車は車検が切れているものもあり、その場合は車検の検査費用がかかる。(車検の価格は自動車重量税や自賠責保険がすべて含まれている場合が多い) |
点検、整備費用 | 中古車は売れてから公道を走るための整備をするため、その費用がかかる。交換が必要な部品の費用がかかる。交換部品などがあると、その部品代も加算される場合がある。 |
中古車購入時には上記のような登録費用がかかります。
安い中古車を買ったとしても諸経費はしっかりかかってきますので、これらを考慮しておくことが大切です。
ただ登録費用は、中古車販売店によっては値引き、サービスしてくれる費用もあり、例えば車庫証明手続き代行費用や納車費用などは値引き交渉によってカットしてもらえる可能性もあります。
注意点として、車検が切れている中古車を買う場合、検査結果によっては高額な部品の交換をしなければいけない場合があります。
中古車を購入する場合は、写真を見るだけではなく、実際に試乗してチェックすることをおすすめします。
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