中古車相場の価格推移は! 代表的な5つのパターンを紹介
<出典 : http://kaitotte.jp/articles/igJbB>
中古車相場は、長い目で見ると徐々に下落していくのが基本ですが、車種によってその下落パターンにはいくつかの傾向があります
当然、需要が多く供給が少ない車種は価格がなかなか下がりませんし、その逆の場合は価格は短期間で大きく値下がりする場合もあります。
また、「高額査定が出やすいのはこの時期! 車を売るタイミングはいつ?」でも述べていますが、季節やモデルチェンジの時期によって車の需要が変わり、それに合わせて中古車相場も変動します。
では、中古車相場の価格推移にはどのようなパターンがあるのでしょうか。
ここでは、中古車相場の5つのパターンを紹介しますので、車の売却を考えている方は、その車がどのパターンに当てはまるのかを考え、売り時を逃さないようにしましょう。
スタンダード下落型
通常の中古車相場のパターンで、年月が経つと、ゆっくりと価格が下落していきます。
以下は、トヨタ アクアの2016年中古車価格相場です。
<出典 : http://www.carsensorlab.net/kakaku/toyota/aqua/>
年月が経つとともに、徐々に中古車価格が下がっているのが分かります。
コンパクトカーやミドルクラスセダン、軽自動車など、大半の大衆車は、発売時期とともにこのパターンで価格が下落していくケースが多いです。
相場急落型
フルモデルチェンジ後や、致命的な欠陥が発覚した時などに起こるパターンです。
モデルチェンジ後の新型が不人気だった場合などはその後盛り返す場合もあります。
以下は、2015年発売のトヨタ プリウスの2016年中古車価格相場です。
<出典 : http://www.carsensorlab.net/kakaku/toyota/prius/>
発売当初、絶大な人気により半年待ちは当たり前で、需要が供給を大幅に上回っていたため高値でしたが、ある程度人気が落ち着き、供給台数も増えてきたところで中古車相場が下落しました。
とはいえプリウスがトップクラスの人気車種であることには変わりありませんので、リセールバリューは高値が続くと思われます。
ジグザグ型
相場が上がったり下がったりを繰り返しながら推移するパターンです。
春や秋に需要が増えるオープンカーや、冬に需要が増える4WD車など、季節によって需要が変動する車などがこのような推移になりやすいです。
以下は、2013年発売のマツダ アクセラスポーツの2016年中古車価格相場です。
<出典 : http://www.carsensorlab.net/kakaku/mazda/axela_sports/>
1年間の間でも、相場が上がったり下がったりを繰り返しています。
このような車種は、季節などによって相場が上下しますが、他の車種と比べても中古車相場は下落しにくいです。
現状維持型
期間が経っても相場が下がらず、現状維持をするパターンです。
プレミアがついた希少車や、底値となり値落ちがなくなった車などがこうなります。
以下は、2008年~2014年まで発売していた2代目トヨタ アルファードの2016年中古車相場です。
<出典 : http://www.carsensorlab.net/kakaku/toyota/alphard/>
アルファードは国内、海外問わずとても人気が高い車で、中古車相場がなかなか下がらない典型です。
このような車種は当然買取相場でも人気が高く、リセールバリューは高くなります。
バブル崩壊型
一時はブームにより価格が高騰するものの、その後ブームが過ぎ去って価格が一気に下落するパターンです。
以下は、2016年燃費不正で話題となった三菱 ekワゴンの2016年中古車相場です。
<出典 : http://www.carsensorlab.net/kakaku/mitsubishi/ek_wagon/>
燃費不正が発覚して以降、価格が急落し、その後お買い得感から価格が急騰しました。
結局、その後価格は再度急落しており、今後の展開が読みにくいパターンといえます。
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