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新古車「ソリオ」を購入! どのような値引き交渉を行った?

https://www.carsensor.net/contents/market/category_1491/_65540.html

去年我が家でソリオの新古車を購入しました。

購入からしばらく時間が経ちましたが、通勤や遠方への家族でのお出かけと大活躍です。

せっかくの実体験なので、購入時に行った値引き交渉について共有します。

もちろん、時期や車の仕様によって、同じような値引きが出来る保証はありませんのでその点はご承知おきください。

購入したソリオのスペック

まずは購入したソリオのスペックですが以下の通りです。

車種スズキ ソリオ
状況新古車(未使用車)
仕様HYBRID MZ(後部座席両側パワースライドドア)
オプションETC、スズキセーフティサポート、2年点検(1回目の車検含む)
走行距離約1,000km
シルバー
年式2020年(3代目)

なぜ「ソリオ」にしたかというと、妻の希望です。

それなりにコンパクトで荷物も載せれる、さらにスライドドア。程よい価格。この辺のトータル判断になります。

希望としては子供が二人いるため、両側スライドドアの「MZ」仕様を希望していました。

最初はインターネットで検索。ちょうど自分が住んでいる町の近くのディーラーで上記スペックのソリオを発見。

展示会などで全国を回ったいわゆる展示車、扱い的には新古車となります。

朝にディーラーで実車を見学

当日ディーラーに電話をして、車を見に行きたい旨を伝え、アポイントを取りました。

当日は冬明け、もう少しで春の訪れを感じることが出来る2月の月末。ちょうど営業マンにとって数字が欲しくなる時期です。

後から聞いた話、現にこの営業マンもあと一台で今月のノルマが達成できるという状況だったらしく、今回のソリオの購入はのどから手が出るほど欲しかった案件だったようです。

そして午前中にソリオの実車を見学。

スズキの営業マンはさっそく見積書を作成してくれました。

金額はこみこみで約193万円

ちなみに事前に別ディーラーで類似スペックの新車のソリオの見積もりも取っていましたが、そちらはこみこみ約250万。

まだ値引き交渉前とはいえ、ソリオの新車って高いのね。。

193万の見積もりを貰った後ですが、もちろんこの段階ですぐ契約はしません。

いったん考えさせてくださいといってディーラーを後にしました。

中古車販売店にてソリオを探す

その後はBIGMOTORへ行き、この見積よりも安いソリオを探し始めました。

BIGMOTORではこの見積金額を伝え、

「ソリオやルーミーあたりの類似スペックでこれより安い車が欲しい」といい、実際に走行距離は少し超過していたものの、おなじ「MZ」仕様のソリオを比較。

遠方でしたが、走行距離がほとんど変わらないソリオで約173万円の中古車を発見。

さっそく見積もりを作成してほしいといいました。

遠方の場合、中古車を地元に運んでくるためには別途費用が掛かりますが、その費用は見積もりには入れず、自分で取りに行く、としました。

BIGMOTORより当て馬に使うならば見積は出せないと言われる

ここで問題発生。

購入する意思がないならば紙面での見積書としては出せない、と言われました。

購入する意思はある、と営業マンを説得しましたが、申し訳ないが見積は出せない、と再度断られました。

どうやらディーラーでもらった新古車のソリオの見積もりを見た瞬間、自分たちは当て馬に使われることを見抜いていたようです。

その辺はさすが百戦錬磨の営業マン。

私の戦略はいとも簡単に見抜かれました。

ただ、口頭で言われた173万の価格について尋ねると、その価格は有効、とのことだったので、

「分かりました。検討してまた連絡します」

とし、BIGMOTORを後にしました。

再度ディーラーの営業マンへ電話。交渉の行方

この時点で時刻は15:00過ぎぐらい。

ここで再度ディーラーの営業マンへ電話を掛けます。

電話で伝えた内容は、

「あの後BIGMOTORへ行ったら類似の車を173万円でやってくれるとのことだった。本当は中古車販売店ではなく正規ディーラーで買いたい。同じ値段でやってほしい」

そうすると、

「すみません、その値段では無理です」

と返答ありましたので、

「もしやってくれるのであれば今日契約します」

というと、

「ちょ、ちょっと待ってください。上司に相談します」

となり、しばらくして

「分かりました。今日契約いただけるのならばその値段でOKです」

と連絡が来ました。

そして、

「交渉に応じていただき誠にありがとうございました。これから貴社へ向かいます」

とし、無事契約の流れとなりました。

契約

契約時、まあ話半分には聞いていましたが、

「いや、こんなに安くご購入いただくのは初めてです」

と煽ててくれました。

営業マン自体は気さくでとても出来た方で、雑談も弾みましたし、今後ともよろしくお願いしますとお互い笑顔で契約することが出来ました。

2年間の点検と車検がついているパックだったため、この営業マンとは今でも付き合いがあるのですが、やはり車を誰から買うか、は重要な要素だな、と改めて感じました。

今回の契約までのポイント

さて、今回の私の交渉を見てどう感じたでしょうか。

もっと攻めるべき、という方もいれば、やりすぎ、という方もいるでしょうか。

今回の私の交渉のポイントとして、

  • 一日で完結している
  • 最低限競合との相見積を取っている
  • 営業マンと良い関係を築けている

の3点が挙げられます。

少しでも安く購入するために、何日も何店舗もディーラーや中古車販売店を渡り歩くのも一つですが、中古車も所詮相場というものがありますから、どれだけ回っても相場からかけ離れた安値で車を買うことはできません。

ある程度の労力で最大限の値引きを引き出す、今回はそのロールモデルを実現できたのではないか、そう思います。

そして先ほども述べた通り、誰から買うか。

私たちは結果的に車を購入した営業マンとは今でもある程度良好な関係を築けています。

営業マンも人間ですから、余りの無茶苦茶な値引き交渉をした客はずっと覚えているものです。

その後の点検などでも気持ちよく付き合っていくために、値引き交渉はある程度限界までするが決して無茶はしない、その辺の温度感も大切です。

今回の値引き交渉、ゴリゴリの交渉派にとっては少し物足りないものになったかもしれませんが、それでもこのサイトを見て頂いている万人向けの良い交渉になったと思います。

今後中古車の購入を考えてくれている方にとって今回の交渉が少しでも参考になれば、そう思います。

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この記事を書いた人

中古車販売店で10年以上の実績を持ち、
中古車業界の内情や車の値付けについて精通しています。

車を出来るだけ高く売るための方法をサポートします。

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