「新古車」とは、ナンバー登録はしてあるものの、まだ買い手のついていない車のことで、正確には「未使用車」と表記することになっています。
新古車は分類的には中古車の一部ですが、中古車といってもほとんど使用していないため、手頃な価格で新車同然の車を手に入れたいという方にはおすすめです。
新古車が生まれる理由
市場に新古車が供給され続ける理由としては、
- ディーラーが販売台数確保のために自社購入する
- ショールームや展示会の展示車
- ディーラーの試乗車
- 新車のキャンセル
などがあります。
中でも圧倒的に多いのが、ディーラーが販売台数確保のために自社購入することによって生まれる新古車です。
なぜディーラーは買い手も付いていない車をわざわざ自社購入するのでしょうか?
実はディーラーは、ある一定以上の販売台数を達成すると、自動車メーカーから奨励金がもらえます。
例えば3月の決算までに300台を販売すると奨励金がもらえ、販売台数があと10台足りない場合、ディーラーは10台分の車を自社で水増し購入して目標を達成しようとするのです。
その10台はディーラーのものとしてナンバー登録されますが、新車を販売したことには変わりありません。
決算期になると新古車の供給が増えるのもこれが理由です。
その他には展示車や試乗車に使われた車なども新古車として出回ります。
全国各地の展示会などに出品された車の場合は、新古車でも走行距離が5000km程度になるものもありますが、その分割安で販売されるので中古車市場での人気はあります。
新古車のメリット
- 割安な価格で新車と同等の車を買うことができる
- すぐに納車される
- 新車登録時に支払う自動車重量税を支払わなくて済む
- 4月1日以降に購入した場合、その年の自動車税を支払わなくて済む
新古車の最大の魅力は、新車同等の車が割安な価格で手に入ることですが、もちろん新車での価格との比較を怠ってはいけません。
新車の場合でも、値引き交渉次第では定価よりも数十万円安く購入することができる場合がありますので、本当にその新古車は割安なのかは確認しましょう。
ただ新車を購入した時にかかる自動車税や自動車重量税が免除になるというのはかなりのメリットです。
割安で買え、かつ税金面でも有利な新古車に人気があるのもうなずけます。
新古車のデメリット
- 色やグレードを選ぶことができない
- メーカーオプションを付けることができない
- 小さなキズ等があるかもしれない
- 人気の車種はすぐに決断しないとすぐ売れてしまう
新古車といえども分類は中古車ですので、既に実物が存在しているという点は注意です。
新車に比べてカスタマイズの幅は大きく制限されますし、いくらほとんど走っていないとはいえ多少のキズがついている可能性は十分あります。
またデメリットと言うのかは分かりませんが、人気車種の新古車はあっという間に売れてしまいますので、市場に出た時にある程度即決する覚悟も必要になってきます。
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コメント
コメント一覧 (1件)
[…] まず新車は、ナンバープレートが装着された瞬間から中古車(未使用車)となり、価格が1~2割下がると言われています。 […]