高額なお金をかけてまで出張査定の準備をする必要はない!
<出典 : http://www.repair-navi.com/oyakudachi/detail.php?sn=163&jn=2521&ca=1001>
出張査定を受ける前にやっておきたい準備の逆として、出張査定前に無理にやる必要のないこともあります。
やらなくても良いことを一言でまとめると、高く売るためにお金をかけることです。
確かにお金をかけて車を修理すれば多少の評価は上がりますが、修理代金以上に査定価格が上がることはほぼありません。
査定価格の決定においては、年式、車種、走行距離など、直前の対策ではどうしようもない部分が多くをウェイトを占めているため、お金を使って修理することに対して費用対効果が合わないのです。
以下では、具体的に査定直前にやってもあまり意味のないことを解説していきます。
キズや凹みは修理代の方が高くつく
キズや凹みは減点対象ですが、たとえ修理をしたとしても、修理代以上の査定額アップにはなりません。
例えば修理に40000円かかる大きな凹みを直したところで、アップする査定額は10000円程度だったりします。
また、小さなキズなどをカー用品店で売っているタッチペンで消してから査定しようという方もいますが、タッチペンで消せる程度のキズはあまり査定額に影響せず、これもあまり効果はありません。
キズを目立たせないためにわざと洗車をせずに査定を受けるのもおすすめできません。
査定マンはプロなので、多少汚れている程度で大きなキズを見落とすことはないでしょう。
それよりも綺麗な印象を与える方が大切なので、査定前に洗車は行ったほうがよいです。
コーティングは直前だけかけても意味がない
キズの修理とならんでやらなくても良いのがボディのコーティングです。
ボディコーティングは、普段から定期的にやっていれば汚れやキズなどがつきにくく良い状態を保つことができますが、査定直前にかけたところで、コーディング代以上の査定額アップにはなりません。
ボディを丁寧に磨き上げることで見た目はとても綺麗になった気がしますが、査定額に影響するような大きなキズや凹みは消せるものではありませんし、ボディのツヤなどによってそこまで大きく査定額が変わることは少ないでしょう。
車検が切れているからといって車検を通さない
車検切れ、もしくは車検が切れる直前の車は、車検がまだ1年以上残っている車よりも査定額は低くなりがちですが、だからといって車検を通してから査定を受ける必要はありません。
車検費用以上に査定額が上がることは絶対にありませんし、車検中、売る予定の車なのにもかかわらずに色々な部品の交換を勧められてしまいます。
ただ、車検が切れている場合はその車を運転してはいけません。
車検切れの車に乗ることは違反であり、万が一事故を起こしても保険が下りません。
車検切れの車を査定してもらう場合は、必ず出張査定を利用し、仮に売却することになった場合には牽引車などで運んでもらいましょう。
タイヤの溝が減っているからといってタイヤを買い換えない
タイヤの溝が1.6mm以下(スリップサインが接触面よりも出ている場合)はマイナス査定ですが、新しくタイヤを交換する費用以上に査定額が上がることはありませんので、タイヤの溝が減っているからといって無理にタイヤを交換して売却する必要はありません。
ただ、溝が極端に減ったタイヤは制動距離が大幅にアップして危険なので、タイヤは普段から定期的に交換することをおすすめします。
オイルが汚いからといってオイル交換をしない
査定直前のオイルの状態が良くないからといって、オイル交換をしてから査定を受ける必要はありません。
確かにオイルの状態が良いほうが査定マンの印象は良いかもしれませんが、オイル交換をしているからといって査定価格がアップすることはありません。
ただし、エンジンを長持ちさせるために、普段からのオイル交換はしっかりやっておきましょう。
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