車検の有効期間と車検を受けるタイミングとは
<出典 : http://lavrc.com/syakenn.php>
車検には有効期間があり、有効期間を過ぎてしまった車は基本的に公道を運転することはできなくなります。
そしてこの車検の有効期間は、自家用車、レンタカー、バス、商用車などの車種や乗車定員、新車かそうでないかなどによっても異なります。
まず、以下にそれぞれの車検有効期間を記します。
車種 | 初回 | 2回目以降 |
---|---|---|
乗用車 | 3年 | 2年 |
軽自動車 | 3年 | 2年 |
乗用車(定員11人以上) | 1年 | 1年 |
レンタカー(乗用車) | 2年 | 1年 |
バス、タクシー | 1年 | 1年 |
軽貨物自動車 | 2年 | 2年 |
貨物自動車(8トン以上) | 1年 | 1年 |
貨物自動車(8トン未満) | 2年 | 1年 |
私たちが一般的に購入する自家用車は、新車購入時が3年、2回目以降は2年ごとに車検を受けるということになります。
以前は10年を超えた車は1年ごとに車検を受けなければいけなかったのですが、平成7年の法改正により、今は2年ごとで良いとされています。
車検を受けるタイミング
ではどのタイミングで車検を受ければ良いのでしょうか。
ずばり、車検は有効期間満了日の1ヶ月前から受けることができます。
有効期間満了日を簡単に確認する方法として、まず車検証から確認する方法があります。
<出典 : http://www.meitetsu-seibi.co.jp/service/individual/faq02/>
車検証の左下のところに、有効期間が満了する日を記した記載がありますので、そこをチェックしましょう。
もう一つはステッカー(検査標章)を確認する方法です。
<出典 : http://www.car-inspection.sakura.ne.jp/05.html>
車検を合格した車は、写真のようなステッカーを車のフロントガラスに貼ることが義務付けられていますので、これを見ればひと目で有効期間満了日が分かります。
有効期間満了日を確認し、その1ヶ月前になったら車検を受ける準備をしましょう。
例えば、有効期間満了日が10月19日の場合、9月20日から10月19日までの1ヶ月間車検を受けることができます。
では、もしも9月20日に車検を受けた場合、2年後の車検有効期間満了日は同じ9月20日になるのでしょうか。
実はそうはならず、たとえ9月20日に車検を受けたとしても、2年後の満了日は10月19日です。
つまり、満了日前の1ヶ月の間に車検を受ければ、2年後の満了日も現在の満了日と同じ日付になります。
そして、車検は有効期間満了日の1ヶ月以上前でも受けることはできます。
しかし、有効期間満了日の1ヶ月以上前に車検を受けた場合、車検を受けた日が2年後の満了日になってしまいますので注意しなければいけません。
有効期間満了日が10月19日にもかかわらず、9月10日に車検を受けた場合、2年後の有効期間満了日は9月10日になるということです。
車検が切れてしまった場合の対処は
車検が切れてしまった場合、基本的に公道を走ることはできません。
もし車検切れの車で公道を運転しているのが見つかったら、道路運送車両法違反(無車検運行)となり、6ヶ月以下の懲役、または30万円以下の罰金に処され、かつ30日間の免停処分となります。
また、車検切れの車は自賠責保険も切れている場合が多く、もし事故を起こしたら任意保険も含めて一切保険がおりませんので、絶対に車検切れの車を公道で運転してはいけません。
(車検は切れているが、自賠責保険が切れていない車の場合、市役所に行って、臨時運行許可(仮ナンバ-)を申請することで、一時的には公道を走れるようになります。)
もし車検の有効期間を過ぎた車であっても、普通に車検は受けることができます。
ただし公道を運転することはできませんので、業者に連絡し、レッカーなどでけん引してもらう必要があり、余分に費用がかかってしまうことだけは覚悟しましょう。
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