ペットを乗せていた車はなぜ査定額が低くなってしまうのか!
<出典 : http://zerojyajai.exblog.jp/17855392>
近年は、張り詰めた現代社会に対する癒しを求める人や、第2の子育てをしたい高齢者夫婦などの増加により、犬や猫などのペットを飼う方が増えてきています。
ペットを飼っていると、ペットを乗せてドライブを楽しみたくなることもあるかと思いますが、将来車の売却を考えている場合、ペットを乗せていた車というのは査定額が低くなってしまいますので注意が必要です
なるべく車の価値を落としたくないという方は、ペットを乗せて運転するのはやめておいたほうがよいでしょう。
ペットによるマイナス査定の要因
では、ペットを乗せていた車はなぜマイナス査定になってしまうのでしょうか。
まず、車内にペットの臭いがついてしまうことが挙げられます。
「タバコを吸っていた喫煙車は、禁煙車に比べて査定額が低くなる?」では、タバコの臭いがマイナス査定になることを解説していますが、ペットの臭いもそれと同等です。
タバコの臭いは吸っている本人が一番気がつかなかったりしますが、ペットの臭いも、普段一緒にいる飼い主はあまり気が付かず、その車に別の人が乗ると、その臭いを敏感に感じ取ってしまいます。
この臭いを嫌がる方も多く、車の買い手に制限がかかるため、ペットの臭いはマイナス査定の要因となります。
さらに、ペットが車内を走り回った場合、ペットの毛が散乱してしまうことも挙げられます。
ペットの毛はアレルギーの方も多く、普段ペットに慣れていない人の中には全身が痒くなってきたりする人もいます。
当然、こちらも買い手が制限されるので、マイナス査定の要因となります。
最後に、ペットがシートなどを引っ掻いて、物理的に車がキズ付くことも挙げられ、シートなどに引っかき傷が見つかれば、もちろんマイナス査定となります。
査定を受ける前に行う対策
ペットの乗せていた車を査定に出すときは、マイナス査定をなるべく軽減するために、臭いや毛の対策を行いましょう。
まず、シートやフロアマットにこびりついた臭いを取り除きます。
水で濡らしたタオルで拭いたぐらいではペットの臭いは落ちませんので、ホームセンターで購入した重曹を水で溶かしてスプレーし、固く絞った濡れ雑巾で丁寧に拭き取ります。
それでも臭いが完全に落ちるわけではありませんので、ペット専用の消臭スプレーを使っても良いでしょう。
エアコンも臭いが残りやすい所なので、エアコンフィルターの交換や、エアコン専用の消臭剤、クリーニングスプレーなどを使いましょう。
次に、ペットの毛の清掃です。
掃除機やコロコロでもある程度は取れますが、完全に毛を取り除くことはできません。
気になるようならカー用品店の車内クリーニングサービスを利用するという手もありますが、10000円弱のお金がかかりますので、査定を受ける車の状態によりけりです。
お金をかける場合は車のグレードや状態などと相談
ここまで、ペットを乗せていた車を査定に出す際の対策を解説してきましたが、対策といっても無料でできるわけではありません。
「高額なお金をかけてまで出張査定の準備をする必要はない!」でも述べていますが、査定の基本は、お金をかけてまで直さないということです。
カー用品店のクリーニングなどを使えば、それなりのコストがかかりますし、自分でやるにしても、重曹や消臭剤などのカー用品や、労力もかかりますので、車のグレードや状態によっては対策をしない方が得なことも多いです。
例えば、車の年式が古い、走行距離が10万キロを軽く超えている、などの場合、そもそも査定額が期待できず、マイナス査定分よりも清掃コストの方が高くなってしまう可能性がありますので、軽い掃除だけをして査定に出してしまいましょう。
逆に、年式が新しく、走行距離がまだ少ない車にペットを乗せていた場合、査定額が10万単位で下がる恐れがありますので、なんとしてでもペットの臭いや毛を取り除いておきましょう。
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