自動車は、エンジンで発生した動力を動力伝達装置(パワートレイン)を通じでタイヤに伝えられます。
その中でも特に重要な役割を果たしているのが変速機(トランスミッション)であり、走行状態に合わせて変速比を変え、回転数やトルクを調整します。
オートマ(AT)やマニュアル(MT)というのは、この変速機の種類のことです。
名称 | 概要 |
---|---|
マニュアル(MT) | マニュアルトランスミッションの略で、手動で変速操作を行う変速機 |
オートマ(AT) | オートマチックトランスミッションの略で、自動で変速を行ってくれる変速機 |
マニュアルとオートマの違いは、変速動作を手動で行うか、自動で行ってくれるかです。
マニュアル(MT)の仕組み
<出典 : http://drivefactory.info/archives/337>
マニュアル(MT)は、手動で歯車を組み合わせを変えることによって適切なトルクや回転数を調整する方式です。
走行状況に応じて、ローギア、セカンドギア、サードギア、リバースギアなどを自分で切り替えながら運転します。
マニュアルの大きな特徴は、クラッチ操作が必要だということです。
クラッチとは、動力源のエンジンとトランスミッションを切ったりつないだりする装置で、ギアの変速操作をする時はこのクラッチを切る必要があります。
運転席の足元にクラッチペダルがついており、クラッチペダルから足を離すとエンジンの動力がトランスミッションに伝わり車が動きます。一方クラッチペダルを踏むと動力が遮断されます。
停車状態からの発進、変速をなめらかに行うためには、徐々に駆動力を車輪に伝えるための半クラッチという技術が必要です。
昔のトランスミッションはこのマニュアルが主流でしたが、手動での変速操作やクラッチ操作の手間などがかかることなどから、現代ではオートマが主流となり、一般車であまり採用されていません。
ただし、一部のスポーツタイプの車などではあえてマニュアルを採用しているものもあり、今でも車好きを中心に根強い支持があります。
オートマ(AT)の仕組み
<出典 : http://www.gooworld.jp/car_info/feature/0909/03up/01.html>
オートマ(AT)は、自動で変速動作を行ってくれる方式です。
オートマにはクラッチがなく、その代わりの役割をしているのがトルクコンバーターで、オイルの流れを徐々加速させることによってエンジンの動力を駆動輪に伝えます。
そしてきめ細やかな変速動作をするために、いくつかのギアを組み合わせて増速、減速、後退の状態を作り出すことができるプラネタリーギア式副変速機というものが組み込まれており、これらの装置によって自走変速を実現しています。
またオートマの中でもCVT(コンティニュアスリー・バリアブル・トランスミッション)と呼ばれるものもあります。
CVTは無段変速機とも呼ばれ、ギアで段階的に変速比を切り替えるのではなく、ベルトなどで変速比を無段階に変化させることで速度を調整しています。
CVTは変速時の動力ロスがないため燃費が良く、なめらかな走りができることから、近年多くの車に導入されています。
オートマは変速操作もクラッチ操作も必要なく、運転手にとって負担が軽いことから現在のトランスミッションの主流となっています。
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