値引きが少ない人気車種をなるべく安く買うための交渉術!
新車を買うとき、みんなが乗っているという安心感から、売れ筋ランキングなどの上位車種を選ぶ方もいれば、あえてみんなが乗っている車を避け、自分の独自性を出そうとする方もいます。
人気の車を買うということは決して悪いことではありませんが、「今流行りの車種を新車で買うと損をするかもしれない!」でも述べた通り、人気車種は値引き交渉の際に苦戦が予想されます。
ディーラー側の立場に立ってみれば分かりますが、放っておいてもその車を欲しいという人が続々とやってくるのに、あえて大きな値引きを提示する理由がありません。
営業マンの中には、どうしてもノルマを達成したいがために最大限の値引きを提示してくれる方もいますが、人気車種はそもそも営業マンの値引き裁量幅が小さく設定されているため、やはり大きな値引きは期待できません。
ただ、どうしても人気の車種が欲しいという方は、厳しい交渉の中でもなるべく有利な条件で新車を買いたいところです。
そこでここでは、値引きの厳しい人気車種を少しでも安く買う方法を解説します。
まずは値引きの基本、他社との相見積もりをしよう!
まず、少しでも多くの本体値引きを引き出すため、他社との相見積もりを行いましょう。
狙っている車のライバル車種の見積もりを複数社からもらうのが基本ですが、ライバル社の立場からすれば人気車種との競合となるので、交渉次第ではかなり頑張った見積もりをもらうことができます。
お目当てのディーラーでは、ライバル車種の見積もりを元に値引き交渉を行いますが、明らかに自社の車が目当てだとバレれば営業マンも値引きには応じてくれませんので、あくまでまだ迷っているという印象を伝えることが大切です。
もちろん、一度の訪問では最大限の値引きを引き出すことはできませんので、迷っている振りをしつつ、2回、3回と訪問することが必要です。
(参考 新車値引き交渉術1 愛車の査定から各ディーラーへの初訪問まで)
下取り車の価格を高くしてもらうように交渉する
そして、人気車種をなるべく安く買うために最も大切なことが下取り車の扱いです。
新車本体価格の値引き幅が抑えられている以上、なるべく出費を安くするためには、下取り車を高く買い取ってもらえば良いのです。
そして、下取り車を高く買い取ってもらうためには、まずは自分の愛車の価値を正確に知っておく必要があります。
ディーラーへ訪問する前に、インターネットの無料一括査定を受けておくことで、自分の車を買取店へ売った場合にいくらぐらいで売れるのかを知っておくことができます。
また、ディーラーの営業マンからは、必ず「下取り車あり」と「下取り車なし」の二つのパターンの見積もりをもらい、下取り額がいくらであるかを明確にします。
一括査定での買取額と、ディーラーでの下取り額を比べ、買取額の方が高ければ、下取り額を上げてもらうように営業マンと交渉をするか、それが厳しいならば買取店へ売却してしまっても良いでしょう。
新車の値引きが抑えられている分、自分の車をなるべく高く手放すことで、少しでも支払う金額を下げるということが大切なのです。
オプションやサービスの交渉を忘れずに!
新車本体の値引き交渉や下取り額の交渉が終わり、もうこれ以上の値引きは引き出せないと感じた場合でも、最後にオプション(付属品)やサービスの交渉をすることができます。
オプションは、新車がディーラーに納車されてから取り付ける「ディーラーオプション」を無料、もしくは値引きして取り付けてもらう交渉をしましょう。
例えば交渉の最後に、
「フロアマットとドアバイザーを無料で付けてくれれば契約書にサインをします。」
などどいってみましょう。
営業マンとしても、契約間近まできて白紙にされるわけにはいかないため、人気の車種とはいえオプションの値引きの応じてくれる可能性は結構高いと思います。
(参考 新車を買うときのオプションの値引き交渉術)
ディーラーオプションの利益率はかなり高いと言われており、ディーラー側もある程度の値引きは許容範囲内なのです。
また、ガソリンを満タンにしてもらうサービスも受け入れてもらえることが多いので忘れてはいけません。
さらに了承してもらえやすいのが、諸経費のカットです。
交渉によってカットしてもらえる可能性のあるのが、車庫証明代行手数料、納車費用、ナンバープレート料金の3つで、見積書に料金が記載されていた場合、契約直前に交渉をしましょう。
車両本体以外の値引きを頑張る!
これまで解説してきたように、車両本体値引きの渋い人気車種は、それ以外のところで支払い額をなるべく減らすように努力するしかありません。
中でも、安易な下取りで損をしてしまっている方は多く、下取り車の価格をなるべくつり上げることが新車値引き交渉の肝です。
(参考 車買取店への売却は少数派 下取りに出して損をしている人は多い!)
多少面倒でも、必ず一括査定を受け、自分の愛車の価値を知っておきましょう。
もちろん、下取り額よりも明らかに査定額が高額ならば、そのまま買取店へ売ってしまって全く問題ありません。
少しでも愛車を高く手放すことができれば、結果的に支払う金額が少なくなるため、その分人気車種を少ない資金で購入できるのです。
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