新車を購入する時は、リセールバリューの高さを意識することも大切
<出典 : http://www.carsensor.net/contents/testdrive/category_70/_60031.html>
新車を選ぶ時、壊れるまで「乗り潰す」と決めている場合は、自分の好きな車種を買うのが良いでしょう。
しかし、どれぐらい乗るかまで考えていない方や、数年~10年程度で買い替える予定の方は、その車の「リセールバリュー」も意識して車を選ばなければいけません。
リセールバリューとは、簡単に言うと売却する時の再販価値のことで、たとえ新車時の購入価格が高くでも、リセールバリューが高い車であれば、「購入価格-売却価格」はお買い得となるのです。
リセールバリューが高い車種は!
では、具体的にどのような車のリセールバリューが高くなるのでしょうか。
ポイントは、やはり「人気」で、基本的に人気のある車は欲しい人も多いため、リセールバリューは高くなる傾向にあります。
2017年現在、リセールバリューの高い車種は以下のようなものがあります。
車種 | メーカー | タイプ |
---|---|---|
ランドクルーザー | トヨタ | SUV |
ランドクルーザープラド | トヨタ | SUV |
ヴェルファイア・アルファード | トヨタ | ミニバン |
ハリアー | トヨタ | SUV |
ハイエース | トヨタ | バン |
プリウスα | トヨタ | ミニバン |
ワゴンR | スズキ | 軽自動車 |
セレナ | 日産 | ミニバン |
CX-5 | マツダ | SUV |
ヴォクシー | トヨタ | ミニバン |
傾向は顕著で、リセールバリューの高いメーカーとしては、やはり故障が少なく信頼性が高いトヨタが強いです。
タイプ別で見ると、人気が高いのがSUV、そしてミニバンです。
「ランドクルーザーは中古車価格がなかなか下がらない最強の車」でも書きましたが、ランドクルーザーシリーズは海外でもとても人気があり、中古車価格はなかなか下がりません。
高級感や快適性、フロントマスクの迫力などが売りのヴェルファイア・アルファードもとても人気が高く、中古車は東南アジアを中心に、海外にも多く輸出されています。
(参考 海外で人気のある日本車は! 中古車輸出事情を解説!)
また、低価格帯の車でリセールバリューが高めなのが、軽自動車やコンパクトカーです。
税金やガソリン代などの維持費が安く、経済性を求めて中古車を購入する方が多いため、人気が高まっているのです。
リセールバリューを意識するなら、色は白か黒!
車種はもちろんですが、リセールバリューを考える上で重要なのが、車の「色」です。
「車の色によって変わる査定額! 人気のボディカラーはこれ!」でも述べていますが、買取店で車を売る時、色の違いだけで数万円~数十万円も査定額が変わってくる場合があります。
車種によって人気のある色は異なりますが、総合的に見ると、選んでおいて間違えのない色は、ズバリ白(ホワイト)か黒(ブラック)です。
特に、高級車は白、黒が鉄板で、逆にその他の色は高級感が薄まってしまうかもしれません。
汚れが目立たないシルバーも人気がありますが、やはり白や黒に比べるとリセールバリューは落ちます。
例外として、赤や黄色などが人気のあるスポーツカーなども存在しますが、基本的には、リセールバリューを意識して車を買う場合白か黒のどちらかを選びましょう。
売れてない車種、不人気な色を選ぶなら乗り潰す覚悟で!
ただ、中には人と同じ車には乗りたくないという方もおり、そんな方はあえて人気のない車種や、奇抜な色を選びます。
もちろん、自分が乗るために買う車ですので、自分が一番好きな車を買えば良いとは思いますが、リセールバリューはあまり期待ができませんので、最後まで乗り潰す覚悟で購入しましょう。
ちなみに、リセールバリューが比較的悪いタイプとして、セダン系が挙げられます。
セダン系は、中年層~高年層が好むことが多く、彼らは「新車」を買うためのお金を十分持っているため、そもそもセダンの中古車は需要が少ないのです。
もし、イエローやグリーンの奇抜なセダンを新車で買ってしまったら、たとえ3~5年後に売りたくなっても、リセールバリューが悪くて売るに売れないということになりますので注意しましょう。
(参考 新車は「乗り潰す」のか途中で「乗り換える」のかを決めてから購入する)
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