
新車を購入する際、買った車を「乗り潰す」つもりなのか、それとも途中で売却して「乗り換える」つもりなのかは決めているでしょうか。
単純に金銭的な損得の問題だけではなく、「乗り潰す」場合と「乗り換える」場合にそれぞれメリットがあり、その人の価値観によってどちらが良いのかは変わってきます。
当然、それぞれの場合において、買ったほうが良い車、買わない方が良い車があり、新車を購入する際は、自分が今買おうとしている車を「乗り潰す」つもりなのか、途中で「乗り換える」つもりなのかを明確にしておきましょう。
車を「乗り潰す」メリット
一台の車を乗り潰す場合には以下のようなメリットがあります。
- 車の購入費用があまりかからない
- リセールバリューを気にしなくて良いので、自分の好きな車を購入できる
- 長年乗っていると、自分の車に愛着が沸く
一台の車を乗り潰す最大のメリットは、新車購入費用を抑えることができるということでしょう。
新車購入費用には、新車の本体代金はもちろん、オプションや諸経費などもかかってくるため、全てを合わせるとかなりの額がかかってきます。
よく、
「10年以上経った古い車は燃費が悪くて逆に乗っていると損ですよ」
「10年以上経った車は部品の交換費用がかかって損ですよ」
、という意見を耳にしますが、新車購入費用と比較すると、多少のガソリン代や部品交換費用というのは微々たるものです。
費用面だけで考えた時、維持費が異様にかかるような特殊な車を除けば、一台の車を乗り潰した方が安く抑えられるのは間違えないでしょう。
また、一台の車を乗り潰す場合、リセールバリュー気にしなくて良いというのも大きいです。
「新車を購入する時は、リセールバリューの高さを意識することも大切」でも述べていますが、新車を頻繁に乗り換える場合、今乗っている車をなるべく高く売る必要があるため、常にリセールバリューの高さを意識して車選びをしなければいけません。
例えば、緑色のアリオン(トヨタ)が欲しいとしても、不人気車種かつ不人気色のためリセールバリューが低く、数年後に売却を考えている場合に買うことはおすすめできません。
しかし、最後まで乗り潰す覚悟があるならば、どんな車種のどんな色の車でも自由に選択することができるのです。
車を途中で「乗り換える」メリット
次に、車を数年ごとに「乗り換える」場合には、以下のようなメリットがあります。
- 色々な車を経験できる
- 常に新しい車や、その時に合った車に乗り続けることができる
- 査定額が高いうちに車を売却することができる
車を途中で「乗り換える」大きなメリットは、色々な車の運転(所有)を経験できること、そして常にその時の自分に最適な車に乗り続けることができることです。
もし一台を乗り潰していった場合、人生の中で所有する車はせいぜい4~5台です。
毎年何台もの新車が発売され、常に新しい技術が生まれてる中、たった数台にしか乗ることができないというのはおもしろくないという方は、数年ごとに「乗り換える」方が合っているかもしれません。
また、一台の車に10年以上も乗っていると、現在では当たり前のように搭載されている機能が搭載されてなかったり、燃費などが現在の平均値と比べて極端に悪かったりということも考えられます。
例えば、今後数年以内には自動ブレーキを搭載している車が当たり前になってくると思いますが、もし今から10年以上同じ車に乗り続けた場合、周りのほとんどの車に自動ブレーキが付いているのに、自分の車だけが付いていない、といったことになるのです。
ちなみに、乗り換えのタイミングとしては、やはり車検を通す前が一般的なので、3年、もしくは5年が適正です。
買取店の査定額は、5年、5万キロを超えたあたりから大きく下がってくるともいわれており、5年程度で乗り換えをすれば、より高く買い取ってくれる可能性も高まります。
「乗り潰す」のと「乗り換える」のはどちらが得?
結局、どちらが「得」かと聞かれれば、人それぞれの価値観によって異なるということになるでしょう。
車は乗ることができれば何でも良い、という方や、とにかく費用を安く抑えたいという方は「乗り潰す」ほうが合っています。
新車購入費用をかけないために、なるべく長い年月、長い距離を一台の車で走り通しましょう。
近年の日本車は部品の交換をしっかり行っていれば20万~30万キロは余裕で走りますが、現実的には高額な部品交換が増えてくる15万~20万キロが一つの節目で、ここまで乗れば一応は「乗り潰した」といえるのではないでしょうか。
(参考 自動車の寿命は何年、何キロなのか)
一方、車が好きでいろんな車に乗ってみたいという方や、新しいもの好きで常に新しい技術を体感したという方は、一台の車を無理に乗り潰すよりも、適切な時期に「乗り換えていく」方が合っているかもしれません。
ただこの場合、車種や色、オプションごとのリセールバリューや、車を高く売れるタイミングなどを常に意識する必要があり、常に中古車マーケットにアンテナを貼っておく必要があるといえるでしょう。
(参考 車買取で高額査定を出す方法)
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