<出典 : http://www.carsensor.net/contents/editor/category_1585/_32374.html>
新車を購入する機会というのは、一生のうちでも限られた回数しかないため、その流れについてしっかり把握している方は少ないのではないでしょうか。
新車は高価な買い物なので、お金を払ったらその日のうちに商品が手に入る、といった類のものではありません。
新車を買おうと決断した日から、車の選定、ディーラーへの訪問、仕様決め、契約、納車、と長いプロセスを経てようやく新しい車が手元に届きます。
ここでは、新車の購入をスムーズに進めることができるよう、ディーラーで新車を購入するまでの流れをまとめました。
まず以下が新車を購入する大まかなプロセスです。
- 自分が乗りたい車をチェックする
- ディーラーへ訪問して車種を選択する
- 細かい仕様を決める
- 契約をする
- 代金を支払う
- 新車が納車される
以降で各項を詳しく説明していきますので、初めて新車を購入する初心者の方はもちろん、久しぶりに新車を購入しようと思っている方も是非参考にしてください。
自分が乗りたい車をチェックする
新車を購入する決断をした時、まずはどんな車に乗りたいかを決めておく必要があります。
既に乗りたい車種が決まっている方は良いですが、そうでない方は、まずはどんなタイプの車に乗りたいかを大まかに決めておきましょう。
(参考 自動車のボディタイプ別の特徴は!)
ボディタイプを決める時は、好き嫌いはもちろん、自分の家族構成や予算などを総合的に判断して選択し、購入したあとに後悔のないようにしましょう。
(参考 データから見る! 家族構成別おすすめのクルマのタイプは!)
ここでは車種を限定してしまうよりも、自分が乗りたいボディタイプの各メーカーの車種をピックアップし、後にディーラーでの試乗や値引きに応じて臨機応変に判断するほうが良いです。
また、出来れば購入する新車は「乗り潰す」予定なのか、数年で「乗り換える」予定なのかも決めておき、もし数年で乗り換える予定ならばリセールバリューなども意識して車種の選定を行いましょう。
(参考 新車は「乗り潰す」のか途中で「乗り換える」のかを決めてから購入する)
(参考 新車を購入する時は、リセールバリューの高さを意識することも大切)
新車の購入は、ディーラーへ行ってから乗りたい車種を決めるというものではありません。
ディーラーへ訪問する前からある程度の目星をつけておき、ディーラーでは試乗や見積もりを参考に、それを買うべきなのかそうでないのかを確認するというのが正解です。
ディーラーへ訪問して車種を選択する
自分が乗りたい車の目星が付いたらディーラーへ行きますが、その前にやっておいた方が良いことがあります。
それは、インターネットの無料一括査定を使って、いま自分が乗っている車の査定を受けておくということです。
新車を買うとき、今の車をディーラーへ下取りに出すか、それとも買取店へ売却するかを決めなければいけませんが、あらかじめ買取店の査定を受けておけば、ディーラーから提示された下取り額が高いか安いかがひと目で分かります。
余りに価格差が大きければ、下取りをせずに買取店へ売ってしまうこともできますし、下取りをしてもらうにしても、価格交渉を行うこともできますので、是非無料一括査定で査定をしておきましょう。
(参考 新車値引き交渉術1 愛車の査定から各ディーラーへの初訪問まで)
そしていよいよディーラーへ訪問したら、お目当ての車種の説明を受けて試乗をします。
面倒だからといって試乗せずに購入をしてしまうと、買った後で後悔する確率が大幅に高まりますので、その日に試乗ができなければ後日予約してでも必ず試乗はしましょう。
その後車の見積もりをもらったら、これをを複数ディーラーで行います。
ヴォクシー(トヨタ)、ステップワゴン(ホンダ)、セレナ(日産)など、他社ディーラーを回るのが基本ですが、同じメーカー内でも競合させることができる場合もあります。
(参考 同じメーカーのディーラー同士での値引き競合は系列や法人に注意!)
ディーラーを回って複数の見積もりをもらったら、それを元に各社で値引き交渉を行います。
細かい仕様を決める
購入するディーラー、購入車種が大体固まったら、オプションやボディカラーなどの仕様を決めていきます。
中には値引き交渉をすることに集中しすぎて、肝心の仕様決めをおろそかにしてしまう方もいるので注意が必要です。
車を工場で製造する段階で取り付けるメーカーオプションは、契約前に取り付けを決めておかないと、後から取り付けることはできませんので、欲しいオプションがあればチェックしておきましょう。
ボディカラーは自分の好き嫌いを反映させるのが良いとは思いますが、仮に数年後に売却を考えている場合、色によって査定額が大きく変わることは覚えておきましょう。
(参考 車の色によって変わる査定額! 人気のボディカラーはこれ!)
仕様決めが終わったら、一旦家に持ち帰って、本当にこれで契約しても良いのかを再度確認することをおすすめします。
契約をする
購入価格や仕様、下取り価格などが固まったら、いよいよ契約です。
車の購入はクーリングオフが効かず、後になってキャンセルをする場合にはディーラーに対して大きな迷惑をかけてしまいますので、生半可な気持ちで契約をしてはいけません。
自動車ローンを組む方はちゃんと支払いをしていく自信があるのか、家族がいる方は家族の同意が得られているのか、勢いで決めてきた方は他に魅力的な車種がないのか、などを最終確認し、それでも購入の意思に変わりがなければ契約書にサインをします。
また、契約時にはいくつか用意するものがありますので、契約日が固まった段階であらかじめ用意しておきましょう。
(参考 新車を買うときに必要な書類)
さらに、新車を購入した場合には車庫証明の取得が必要です。
ディーラーに頼むことも可能ですが、5000~10000円の手数料がかかりますので、もったいないという方は自分で取得することもできます。
(参考 車庫証明の取得方法)
代金を支払う
契約が終わったら代金を支払います。
支払いのタイミングはディーラーによって若干異なりますが、一般的には頭金(手付金)を契約時に支払い、残代金は納車日までに支払うというパターンが多いようです。
新車を購入する時には本体価格とは別に諸経費が必要で、頭金に必要な額は大体この諸経費額相当です。
諸経費は本体価格の10~20%程度なので、例えば200万円の車を買う場合、契約時には20~40万円程度を用意しておかなければいけません。
(参考 新車を買うときにかかる諸経費は!)
残代金は納車日までに用意しておけばよいですが、ディーラーによって、「残代金を納車日までに振り込んで下さい」という所と、「残代金を納車後○日以内に振り込んで下さい」、という所がありますので、確認をしておきましょう。
新車が納車される
ここまで慣れない手続きを進めてきて、いよいよ待ちに待った納車です。
納車日は新しい車が届く嬉しさに加え、程よい緊張感も感じていることでしょう。
ディーラーに納車費用を払っていれば、自宅まで車を届けてくれますが、納車費用は10000~15000円程度するので、これを払わずに自分でディーラーに取りに行っても構いません。
無事新車が納車されたら、ボディカラーなどはもちろん、細かなオプションなどが打合せした通りの仕様になっているかを必ず確認します。
また、気をつけたいのが外装、および内装の傷の確認です。
後から傷があったことに気がついたとしても、
「納車後に傷がついたのでは・・・」
と言われればそれまでなので、運転をする前に確認することが重要なのです。
問題がなければ、無事新車の購入は終了です。
せっかく買った新車ですから、事故のないよう、大切に乗っていきましょう。
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