ローンが残った車を売却する方法


マイカーローン
<出典 : http://mycarloan.info/maycarloan1/>

車を購入するとき、自動車ローン(マイカーローン)を使う方は多いと思います。

ローンを使って車を購入すると、ローンを完済するまでの車の所有者はお金を貸してくれたディーラーやローン会社ということになりますので、このまま車を売却することはできません。

車の所有者の確認方法ですが、車検証の見ると「所有者」と「使用者」の欄をチェックします。

どちらもあなたの名前が入っていればその車はあなたのものですが、「所有者」の欄にディーラーやローン会社の名前が入っている場合、車はその会社のものということです。

この所有者やディーラーやローン会社になっている状態を「所有権留保」の状態といい、通常、ローンを返し終わると所有権留保解除手続きをすることで正式に所有権があなたに移ります。

ローン残債が残ったまま車を売却する方法

ローンが残ったままの車、すなわち「所有権留保」の状態の車を売却する方法としては以下のような方法があります。

ローンが残った車を売却する方法

  • ローン残債分を売却価格から返済し、全額完済する。
  • ローン残債分を売却価格から返済し、足りない分を現金一括で支払う。
  • ローン残債分を売却価格から返済し、足りない分は新しく買う車のローンに上乗せする。
  • ローン残債を一括返済し、所有権留保解除手続きをする。

車を売却する場合、基本的にはローン残債を全額返済しないといけませんが、車買取店ではローン残債が残っていたとしても買取に応じてくれるケースがほとんどです。

買取店のローン返済サービスは、買取店が買取価格からローン残債を一括返済し、残ったお金をあなたに振り込んでくれるサービスです。

仮に買取価格がローン残債よりも低ければ、あなたが足りない分の現金を買取店に支払います。

例えば査定の結果買取価格が120万円で、ローン残債が80万円の場合

120万-80万=40万円 ⇒ 40万円があなたの口座に振り込まれます。

買取価格が120万円、ローン残債が140万円の場合

120万円-140万円=-20万円 ⇒ 20万円をあなたが買取店へ支払います。

買取価格がローン残債を下回り、かつ現金が用意できない場合などは、残ったローン残債を新しく買う車のローンに上乗せすることもできます。

買取価格が120万円、ローン残債が140万円、新しく買う中古車のローン総額が250万円とすると、

120万円-140万円=-20万円
250万円+20万円=270万円 ⇒ 新たなローン総額は270万円となります。

ローンは借金であるという認識を!

ローンは手軽に組めるとはいえ借金です。

ローンが残った車を売ることは、特別な理由がある場合を除いてはあまりおすすめできません。

例えば地方から都市部へ転勤になり車が必要なくなった、といったケースなどでは、ローンのある車を売却するといったことも考えられます。

(参考 転勤で東京に引っ越すことになった場合、車は持っていく?

しかし、ローンを組んで新車を買ったはいいが、あまり愛着がわかず、まだローンがたっぷり残っている状態で新たな車に乗り換える、などといった理由での売却はできるだけ控えましょう。

このような場合は大抵買取価格がローン残債を下回るので、現金一括で返済するか、新たに組むローンに残ったローン残債を上乗せしなければいけません。

ローンにローンを重ねていくと支払いが苦しくなり、最終的に破綻する原因にもなりますので、一旦ローンを組んで車を買ったならば、特別な事情がない限りはせめてローンを完済するまでは乗り続けるのが良いでしょう。

(参考 新車や中古車を買ってすぐに売りたくなった場合に考えて欲しいこと


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