<出典 : https://gazoo.com/news/article/st3/Pages/2015/12/RES_265871.aspx>
電池(バッテリー)はハイブリットカーの生命線とも呼べるものですが、大きく分けると、「リチウムイオン電池」と「ニッケル水素電池」の2種類があります。
リチウムイオン電池は、リチウムイオンが正極と負極の間を移動することで充電や放電を行う電池で、主に携帯電話、ノートパソコン、携帯ゲーム機などに使用されています。
一方ニッケル水素電池は、正極に水酸化ニッケル、負極に水素、電解質に水酸化カリウムを用いた電池で、主にデジタルカメラ、充電式乾電池などで使用されています。
リチウムイオン電池とニッケル水素電池の特徴
まず2つの電池の特徴をまとめてみました。
リチウムイオン電池 | ニッケル水素電池 | |
---|---|---|
価格 | 高価 | 安価 |
サイズ | 小さい | 大きい |
重さ | 軽い | 重い |
充電量 | 多い | 少ない |
寿命 | 長い | 短い |
その他、ニッケル水素電池はメモリー効果と呼ばれる弱点があり、完全に放電されてない状態で充電を繰り返すと、徐々に充電できる容量が減っていくという現象です。このため、ニッケル水素電池の場合は電池を完全に使い切ってから充電をしなければいけません。
リチウムイオン電池はメモリー効果はありませんが、どちらの電池も時間とともに徐々に容量劣化は発生します。
今後の主流はリチウムイオン電池!?
上記の特徴の通り、ニッケル水素電池の最大の利点は安価でコストが安いことですが、リチウムイオン電池の方が小型、軽量、高性能と、自動車に搭載するにあたって優れている点が多いです。
当初はリチウムイオン電池のコストが合わず、ニッケル水素電池の使用が主流でしたが、近年はリチウムイオン電池を搭載するハイブリットカーが増え、ニッケル水素電池を採用するハイブリットカーはごく限られた車種のみとなりました。
ただニッケル水素電池がもう使われなくなるのかというとそうでもなさそうです。
トヨタの3代目プリウスはニッケル水素電池を搭載していますが、新型の4代目プリウスではリチウムイオン電池とニッケル水素電池の両方を採用し、グレードによってどちらかを選択できるようになっています。
今までリチウムイオン電池の使用を躊躇してきたトヨタが、新型プリウスでリチウムイオン電池を使ってきたということは、やはり今後はリチウムイオン電池を使っていくのだという意思表示である一方、ニッケル水素電池のグレードをあえて残したということは、今後ニッケル水素電池にもまだまだ進化の可能性があることを感じさせます。
リチウムイオン電池が主流になりつつある中で、ニッケル水素電池の蓄電効率も徐々に進化を続けており、今後は価格帯による住み分けという選択肢もあるのかもしれません。
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