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新車契約後、納車待ち時にモデルチェンジを知ったら契約解除はできるのか

新車を契約してあとは納車を待つだけのウキウキ気分の時、いきなりモデルチェンジの発表があり、かつそれが初耳だった場合、とてもショックを受けますね。

もしモデルチェンジがあると知っていれば、旧型車の契約はしなかったのに・・という方もいるでしょう。

仮に新車契約後にモデルチェンジがあることを知ってしまった場合、契約の解除をすることはできるのでしょうか。

 

営業マンはモデルチェンジの情報を発売の1ヶ月前に知らされる

自動車メーカーでは数年に渡って新型モデルを開発を進めるため、当然、開発に携わる一部の人間はいつ頃モデルチェンジが行われる予定なのかを大分前から把握しています。

しかし、ディーラーの営業マンが正式にモデルチェンジの詳細情報を知らされるのは意外に遅く、発売の約1ヶ月前です。

メーカーサイドは、旧型車の売れ行きが悪くならないよう、あえてモデルチェンジの情報をギリギリまで発表しないのです。

もちろんディーラーの営業マンもプロですから、周期的にだいたいいつ頃次のモデルチェンジがありそうといった推測はできますし、数ヶ月前からモデルチェンジの噂なども耳にするとは思いますが、あくまで噂レベルの話です。

よって商談時、客が営業マンから、

「近々モデルチェンジがありますけどよろしいですか・・・」

と確認を求められるのは、モデルチェンジの約1ヶ月前からとなります。

 

新型車発売の1ヶ月以上前に契約している場合、基本的には契約解除はできない!

ディーラーの営業マンすらも詳しく知らない情報をお客に伝達できるはずはありません。

よって、基本的にはモデルチェンジ後の新型車が発売される1ヶ月以上前に契約が完了したものについては、契約解除は難しいということになります。

例えばモデルチェンジの2ヶ月前に契約をしてしまい、モデルチェンジのことを知らなかったのでモデルチェンジ後の車と交換して欲しい、というような話は多いそうですが、基本的には認められません。

事前に正確な情報を掴むことは困難ですし、こればかりは運が悪かったと思うしかないでしょう。

 

モデルチェンジ直前に契約したが、モデルチェンジがあることを聞いていなかった場合

では、モデルチェンジ直前に契約をしたにもかかわらず、営業マンからモデルチェンジが行われる予定である旨を全く聞いていなかった場合はどうでしょうか。

営業マンは1ヶ月前にはモデルチェンジの情報を知っていたにもかかわらず、それをお客に知らせなかったのですから、明らかに営業マンに過失があるようにも思えます。

でも、実はこんな場合でも契約解除となると難しいのです。

契約書というのはそれほど重いものであり、たとえ数日後にモデルチェンジがあろうと、お客は旧モデルで契約書をかわしているという事実は変わりません。

また、営業マンサイドからすると、既にモデルチェンジの情報は公に発表されており、既にそんなことは知っていると思っていたと言われてしまえばそれまでです。

ただ、やはりモデルチェンジ直前にもかかわらずその話を一切しない営業マンには悪意を感じますし、そんな営業マンとはその後の付き合いはとてもできませんね。

 

契約解除ができる可能性があるのは・・

では契約解除ができる可能性があるのはどんな場合でしょうか。

それは、お客側が購入前に近々モデルチェンジがないことを営業マンに確認していた場合です。

このような確認があった場合、お客はモデルチェンジがしばらくないということが購入を決断する動機であったことが推測されます。

確認があったにもかかわらず、営業マンがモデルチェンジは当分ないと嘘をついたことが証明されれば、購入の前提条件を根本から覆すこととなり、十分な契約解除理由になると考えられます。

ただし、それを証明するというのが難しく、口で言った言わないの水掛け論になる可能性もあります。

やはり、モデルチェンジが近々ないことが購入の動機となる場合には、交渉を録音するか、モデルチェンジは近々ない旨を一筆文章で書いてもらうかの対策が必要かもしれません。

 

モデルチェンジ直後が良いとは限らない

最後に、モデルチェンジ直前の車を買ってしまって後悔しているという方のためにフォローをしておきますと、実際、モデルチェンジ直後の新型車が必ずしも良いものとは限りません。

実際、フルモデルチェンジ直後の新型はハード、ソフト共に不具合も多く、時が経つにつれて徐々に改良していくのが通常の流れです。

細かな改良は発表されずにいつの間にか行われていくため、同一モデルでも初期と後期では使用している部品が異なったりするのです。

フルモデルチェンジ直前の旧型車は、確かに旧型にはなりますが、その型では改良が重ねられた成熟品といえるでしょう。

また、マイナーチェンジ直後の新型も、見た目を少しいじることで目を逸らし、実はコスト削減や値上げが目的のものもありますので、必ずしも良いとは限りません。

正直、新型を購入したとしても、後にどんどん新型が登場し、5年もすれば型は古くなりまし、型が古いか新しいかはあまり気にならなくなります。

せっかく購入した新車なので、あまり型は気にせず、心ゆくままに新車ライフを楽しむのが良いかと思います。

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この記事を書いた人

中古車販売店で10年以上の実績を持ち、
中古車業界の内情や車の値付けについて精通しています。

車を出来るだけ高く売るための方法をサポートします。

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