車買取店の仕組み
<出典 :http://kurumauru-navi.com/archives/1044>
車買取店は、あなたの車を買い取り、それを転売して利益を上げている業者です。
一般的にディーラーの下取りよりも高く買い取ってもらえる可能性が高く、少しでも車を高く売却したいという方は必ず車買取店に査定をしてもらう必要があります。
買取店によって得意車種、不得意車種があったり、時期によって買取意欲が異なったりと、同じ車でも買取価格に大きな差が出ることがありますので、車を買取店に売る場合はなるべく複数社から見積もりをもらうのが基本となります。
基本的に、車買取店はお客さんから買い取った車をオートオークションに転売します。
オートオークションは業者専門の自動車オークションで、買取店やディーラーなどが出品した車を中古車販売店が購入し、それを顧客に売るといった流れが一般的です。
流通量の多い車になると、中古車販売店がオートオークションで落札する金額が大体読めるため、そこから車買取店の経費や利益を引いた分が買取価格となります。
また大手の買取店は、オートオークションだけでなく、海外等に直接販売するルートを持っていますので、年数が経った車や事故車などの買取を行ってくれる所もあります。
さらに、近年はオートオークションを通さずに直接顧客に中古車を販売する業者も増えてきており、オークションの手数料等がない分、買取価格を高く設定することができます。
車買取店の利益構造
転売というのは「安く買って高く売る」が基本ですが、車買取の業界ではこれがなかなか難しいのです。
近年はインターネットの中古車一括査定などを利用して複数社に見積もりを取る方が増えてきたため、相場より極端に安く買い取ることは困難になってきました。
そして流通量が多い車種の場合、オートオークションでの落札価格も大きくブレることはなかなかありません。
よって車買取店は、一台一台の利益は少なくても、効率よく数をこなす事で利益を上げる仕組みとなっている所が多いです。
事前に過去のオートオークションでの膨大なデータから落札価格と在庫リスクを予想し、その価格から利益を差し引いて買取価格を提示することで赤字を出さないように調整をしています。
在庫を持たず、買った車はすぐに転売するのが基本なので、オートオークションでほぼ確実に売れるような人気車種は在庫リスクがなく、買取価格を高くしても利益を出すことができます。
一方不人気な車種になればなるほど、オートオークションで売れ残るといった在庫リスクが発生するので買取価格が低くなります。
過走行車や事故車などもリスクが高いため、これらの販売ルートを持っていない業者の場合、なかなか顧客が満足のいく買取価格を提示することはできません。
車買取店としても、なるべく在庫リスクのない車を仕入れ、要領よく転売していくことが結果的に安定した利益に繋がるのです。
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