インターネットの無料一括査定を使って車を売却するまでの流れ


車を売却する上で大切なのが複数の買取店に査定をしてもらうことで、手っ取り早いのがインターネットの車買取一括査定サービスを使うことです。

車買取一括査定は、自分が保有する車の車種、年式、走行距離などを入力すると、複数の買取店へ同時に査定依頼をしてくれるサービスで、自分の愛車をなるべく高く売るために欠かせないものとなっています。

では、車買取一括査定を受けてから実際に車を売却するまでの流れを解説していきます。

車を売却するまでの流れ

  1. インターネットで車買取一括査定サイトにアクセスする
  2. 車種、年式、走行距離など、自分の車の情報を入力する
  3. 買取店各社から、概算の買取価格と主張査定の依頼の連絡がくる
  4. 出張査定の日程を決める
  5. 査定時に必要な書類を用意する
  6. 出張査定を受ける
  7. 買取店から正式な見積もりが届く
  8. 価格交渉をする
  9. 契約をする
  10. 車を引き渡す
  11. 現金が入金される

インターネットの一括査定サービスはいくつかありますが、どのサービスを使っても概ねこの流れで進んでいくことになります。

どの一括査定サービスを使って良いのか分からないという方は、「おすすめの一括査定サービス」を参考にしてみてください。

一括査定を受けると各社から概算価格が提示される

車買取一括査定で自分の車の情報を入力すると、以下のような概算の買取価格が各社からメールにて提示されます。

「当店での概算査定価格は20万円~40万円です(○月○日現在)」

どの買取店も過去の実績を元に、概算査定価格をある程度の幅を持たせて提示してきますが、これはあくまで参考価格で、実際に出張査定を受けてみると査定額が全く違ったというケースは良くあります。

やはり実際に車を見てみないことには、キズや事故の有無、部品の状態、臭い、オプションなどの評価はできませんし、これらの状態によっては、概算査定額よりも大幅に査定額が低くなったりもします。

概算の買取価格だけをみて、「自分の車はこのぐらいの値段で売れる」と決め付けるのは早いですが、大体の目安として参考にしましょう。

また、買取店の担当者とのやり取りが進んで電話などをする場合、その担当者の対応の善し悪しもチェックしておくとよいかもしれません。

複数社から査定を受けて見積もりをもらう

一括査定を受けたら、提示された概算価格や各車買取店の対応を比べて、実際に査定を受ける買取店を数店舗に絞り込み、査定を申込みます。

買取店に査定を申し込み、実際に査定してもらう日程が決まったら、必要書類を用意します。

査定時に必要な書類と売却時に必要な書類は異なりますが、売却時にはより多くの書類を揃えなければいけません。

初めから売却を予定している方は早い段階でできる限りの書類を用意しておいたほうが良いでしょう。

査定を受ける時は、買取店の方からあなたの家まで査定士が来て車を査定をしてくれます(出張査定)ので、査定を受ける前の準備をしておきましょう。

査定は大体20分~40分程度で終了します。あまりに査定時間が短かかった業者はちゃんと査定をしていない可能性がありますので、その業者に売るのはやめましょう。

査定終了後は、「もう少し検討します」、「もう一度家族と話し合います」と言って帰ってもらいましょう。

間違っても、出張査定をしてもらったその場で営業マンに押されて契約をしてしまってはいけません。

車を高く売りたいなら、複数社に査定をしてもらうことが大切!」で詳しく述べていますが、車を高く売るためには複数の買取業者に査定をしてもらうことが重要です。

複数社に出張査定を依頼するのは少々大変だとは思いますが、買取業者によって査定額に数十万の違いが出る場合も多いので、できるだけ多くの業者に査定してもらうことをおすすめします。

価格交渉をする

複数社から査定をしてもらい、見積もりをもらったら、いよいよ価格交渉に入ります。

価格交渉は、ひとつの買取店に査定をしてもらって交渉、そしてまた査定をしてもらって交渉・・・と繰り返すよりも、複数者から一通り査定をしてもらってから同時に行ったほうが効率が良いです。

まず最高額を提示してくれた買取店の見積もりを持って、他社へそれ以上の買取額を要求するのが基本ですが、ここで他社の見積もりは見せないほうがよいでしょう。

1社に対して交渉を何度も行うと、この人は車を売る気はないとみなされ、それ以上の価格アップは見込めなりますので、価格交渉は1社に対して1回、多くても2回が限界でしょう。

この価格交渉によって査定額が数万円~十数万円単位で引き上げられることもありますので、車を高く売るために価格交渉を効率よく的確に行いましょう。

ここで他社と比較してあまりに高い見積もりを出してきた業者は要注意です。

車を引き渡した後、一方的に買取価格の減額要求をされた」、「車を引渡した後、代金を受け取る前に買取業者が倒産した」といった事例もありますので、特に町工場レベルの小さな買取店に売却する場合は注意しましょう。

契約をし、車を引き渡す

自分の車を売る買取店を決めたら、契約をし、車を引き渡します。

売却に必要な書類を用意しておかなければいけませんので、早めに確認をしておきましょう。

車買取にはクーリングオフがありませんので、車を引き渡してしまった後のキャンセルは難しくなります。

キャンセル料を払えば応じてくれる場合もありますが、買取店は買い取った車をすぐにオークションにて転売するのが基本なので、車が第三者に渡ったあとでは事実上キャンセルは不可能です。

名義変更関係の書類の引渡しやローン残高の支払いを行いなどの手続きが全てが完了した後、車両代金が銀行口座に振り込まれます。

車両代金の入金は、車両を引き渡す際にいつ入金があるかを担当者に確認しておいたほうが良いでしょう。

大手に売却する場合はあまり心配はありませんが、小さな会社で初めて取引する場合などは、できることなら車両に引渡しと同時に現金を入金してもらうように交渉しましょう。

それができないならば入金日を明記した書面を交わしておいても良いです。

査定から売却にまでにかかる期間

やはり一番時間がかかるのが複数社から出張査定を受けて価格交渉をするまでです。

買取店から提示された査定額には有効期間がありますので、長期間に渡ってだらだらと査定を受けるというよりも、なるべく同じ日にまとめて査定を受けるほうが効率が良いです。

何社から査定を受けるのかによりますが、1週間~2週間程度の期間内には一通りの査定を終わらせましょう。

高く売ることよりも、なるべく早く車を売ってしまうことを優先するという方は、一括見積もりで好感触だった1社に絞って査定を受け、その場で売却の契約手続きをしてしまうことも可能です。

契約手続きが完了し、必要な書類が揃っているならば、車を引渡し、銀行に売却代金が振込まれるまでにそこまで時間はかかりません。

車を引き渡した後は、大手の買取業者の場合、2~5営業日程度で売却代金が銀行口座に振り込まれます。

以上、無料一括査定から売却まで流れを一通り記しました。

新車を購入する方などはディーラーへ下取りに出したほうが手っ取り早いかもしれませんが、一括見積もりサイトで複数社から査定を受ければ、下取りに出すよりも高く買い取ってもらえる可能性は高いです。

なるべく高く自分の愛車を売りたいという方は、迷わず一括見積もりサイトを使いましょう。


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