<出典 : https://sogyotecho.jp/tax-of-overseas-assignment/>
グローバル化が進んだ現代では、海外赴任というのはもはや人ごとではなくなってきており、出世のためには海外経験が必須という企業も増えてきています。
長期の海外赴任となれば、自家用車を所有している方にとっては、車をどうしようか悩むところではないでしょうか。
1年以内の短期の海外滞在であれば、「自動車カルネ」という制度を利用して、赴任先に自分の愛車を持っていくことも不可能ではありませんが、長期の滞在には対応していませんし、そもそも車の持ち込みを禁止している国もあります。
また、事務手続きの煩雑さや、国によっての関税、規制など、多くの問題を検討する必要があり、よほどの理由がない限り、車を海外に持っていく人はほとんどいません。
よってほとんどの方にとっては、車を日本国内に保管しておくか、売却するかの選択肢となりますが、果たしてどちらを選択するのが良いのでしょうか。
車を長期保管しておく場合の注意点
車は精密な部品が組み合わさった機械なので、長期間動かさないで放置していると、部品が劣化していきます。
長期の海外赴任により車を長期保管する場合には、特に以下の点に注意しなければいけません。
- バッテリーを外しておく
- ガソリンを満タンにしておく
- 屋内で保管しておく
- サイドブレーキを解除しておく
- 一時抹消登録をしておく
バッテリーを外しておく
ライトなどをつけっぱなしにすると、バッテリーが上がって車が動かなくなるということは有名な話ですが、車のバッテリーというのは、全ての電源がOFFになっている状態であっても、時計のバックアップや、電波の受信などのため、常にバッテリーから微小の放電を続けています。
(参考:バッテリー上がりの対処法と交換時期は)
よって長期間車を動かさないと、この微小の放電によってバッテリーが上がり、いざキーを回してもエンジンがかからなくなってしまいます。
保管前にバッテリーを取り外しておくことが望ましいですが、面倒な場合は、黒色のバッテリーケーブルをバッテリーの端子から外しておくだけでも良いでしょう。
ガソリンを満タンにしておく
長時間車を放置すると、中のガソリンが酸化し、ガソリンタンクやポンプなどが錆びてしまいます。
ガゾリンの酸化は、ガソリンを満タンにしてガソリンタンク内の酸素量を減らすことによって大幅に遅らせることができますが、さらに劣化防止材を入れておくとなお良いでしょう。
また、逆にガソリンを全て抜き取ることによって錆の原因を根本から排除することもできますが、いざ車を動かすときに苦労することになります。
屋内で保管しておく
車が直射の太陽光や雨風にさらされると、ボディや内装の劣化が早くなるので、出来るだけ車は車庫などの屋内に保管したいところです。
どうしても屋内での保管が不可能な場合は、通気性の高い車専用のカバーシートをかけておきましょう。
マフラーやエンジンルームなどは特に錆が発生しやすいので注意が必要です。
サイドブレーキを解除しておく
サイドブレーキがかかったまま車を長時間放置すると、ブレーキ周りの部品が錆によって固着し、サイドブレーキが解除できなるなることがあります。
こうなると、レッカー等で車を移動させ、サイドブレーキを分解する必要がでてきますので、サイドブレーキは解除して保管しましょう。
注意点として、サイドブレーキを解除して保管する場合、ギアをパーキングにし、車止めを掛けておきましょう。
一時抹消登録をしておく
一時抹消登録とは、一時的に車を廃車状態にすることによって、車の登録を抹消できる仕組みです。
登録を抹消しますので、ナンバーは一時的に返却され、公道は一切走ることはできなくなりますが、自動車税、自動車重量税、自賠責保険費用などは支払わなくてよくなります。
保険会社に連絡して任意保険も解約すれば、ランニングコストは大幅に削減されます。
ただし、保管している車を誰かが代わりに運転するといったことも一切できなくなりますので、海外出張中に定期的に車を運転してくれる家族等がいるならば一時抹消登録をするかしないかは検討しなければいけません。
よほど愛着がある車以外は売却を!
このように、車を長期的に保管するには様々な注意点があり、かつ上記の注意点を守ったところで、車のある程度の劣化は避けることはできません。
そうなるとやはり、長期の海外赴任が決まった場合は一度車を売却してしまうことをおすすめします。
車は日に日に価値が下がっていきますし、長期間エンジンをかけなければ尚更です。
また、長期の海外赴任から帰ってくると、新しい世界での経験から価値観などが変わってしまう場合も多く、車を保管していたにもかかわらず、以外と別の車に乗りたくなるというケースも多いと聞きます。
無事海外赴任を終えて日本に帰って来たとき、心機一転車を乗り換え、新しいカーライフをスタートさせるのが良いのではないでしょうか。
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