<出典 : https://www.insweb.co.jp/>
近年、安い自動車保険を探すために、ダイレクト自動車保険を中心とする「一括見積もりサイト」を利用する方が増えてきています。
自動車保険の一括見積もりは、ホームページの入力画面に希望する補償内容を入力することで、そこに登録している複数の保険会社から一括で見積もりをもらうことができ、一番安い保険会社がすぐにわかるというサービスです。
できるだけ安く自動車保険に加入したい方にとってはおすすめのサービスで、今入っている自動車保険から乗り換えたい時などにはとても重宝しますが、利用するにあたっては以下の3点に注意しましょう。
- 現在入っている自動車保険の補償内容を把握しておくこと
- 見積もり後に補償内容を再確認すること
- 気に入った保険会社は公式サイトで独自の見積もりを取ること
現在入っている自動車保険の補償内容を把握しておくこと
自動車保険を乗り換えようと思っている方は、現在入っている保険の補償内容をしっかりと把握しておくことが重要となります。
自動車保険の一括見積もりでは、初めに車種や年式などの車の情報、等級や免許の色などの個人の情報、そして希望する補償内容を入力していきます。
今までの自動車保険と、新しい自動車保険の価格を正確に比較するためには、これら入力項目を「今までの自動車保険と同じ条件設定」にしなくてはいけません。
もし条件設定が異なってしまうと、「いくら保険料が安いのか」、「新しい補償をつけるといくら値段が上がるのか」といった情報を正確に比較することができなくなってしまいます。
そこで、現在の補償内容を確認する時は、「加入している自動車保険の保険証券」と、「車検証」、そして「免許証」を準備します。
これらを見れば、一括査定で入力する項目の情報はすべて載っていますので、あとはこれらを見ながら項目を入力していきましょう。
見積もり後に補償内容を再確認すること
無事一括見積もりが終わり、各社の保険料が分かっても、単純に価格だけをみて保険会社を決めてしまってはいけません。
特に、極端に安い金額が提示されている場合などは要チェックで、自分が希望している補償内容になっているかを再度確認しましょう。
保険会社によっては、人身傷害保険を「無制限」に設定したはずが「1億円」となっていたり、車両保険に入っていたつもりなのに入っていなかったりといったことはたまにあり、万が一事故が起こってから気づいても既に手遅れとなってしまいます。
気に入った保険会社は公式サイトで独自の見積もりを取ること
一括見積もりサイトで気に入った保険会社が見つかったら、必ずその会社の公式サイトからもう一度独自の見積もりを取りましょう。
なぜならば、公式サイトの見積もりは、その場で補償内容をいろいろイジることができ、どの補償をつけたらいくらぐらい値段が上がるのか、逆にどの補償を外したらいくらぐらい値段が下がるのかがすぐに分かります。
よく勘違いをされている方もいますが、自動車保険の保険料は、一括見積もりサイトで申し込んでも、保険会社の公式サイトで申し込んでも、補償内容が同じならば見積もり額は同じです。
また、一括見積もりサイトだけでは、各社が独自で設定している「特約」を選ぶことができないのもポイントです。
これらの特約(オプション)が必要かといえば、ほとんど必要ないと思われるもの多いですが、選択肢の一つとしてあるに越したことはありません。
面倒かもしれませんが、一括見積もりの後は、必ず公式サイトで見積もりを取った上で申し込みを行いましょう。