自動車ローンを組むときは必ずシミュレーションを行う


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<出典 : http://xn--fcts97c4lfm5p.com/archives/6988016.html>

自動車ローンはあくまで借金なので、借りたお金はきっちり返さなければいけません。

確かに車の購入時点では頭金を除いた資金が不要になりますので、ついつい自分の生活水準に見合わないレベルの車を買ってしまいがちです。

自分の収入に対して返済額が大きくなりすぎると、後々支払いが苦しくなって、最終的に車を手放さなければいけなくなるかもしれません。

それを防ぐためにも、自動車ローンを借りる前に必ずシミュレーションを行い、月々の返済額を十分に支払っていけるのかを確認しておきましょう。

自分に合った支払い計画を立てよう

月々の支払い額を決めるのは、頭金、借り入れ額、借り入れ年数、そして金利です。

借り入れ額が大きければ大きいほど支払い額は当然大きくなり、金利は高ければ高いほど支払い額が大きくなります。

(参考 自動車ローンはなるべく金利の安いところから借りよう

そして借り入れ年数は、短ければ短いほど月々の支払い額が大きくなる代わりに総支払い額少なくてすみ、逆に長ければ長いほど月々の支払い額は小さくできますが総支払額が多くなってしまいます。

支払い計画例

借り入れ金額 返済年数 金利 総支払額 月々の支払い額
100万円 3年 3% 1046904円 29081円
100万円 5年 3% 1078090円 17968円
100万円 5年 5% 1132241円 18871円
200万円 3年 3% 2093832円 58162円
200万円 5年 3% 2156212円 35937円
200万円 5年 5% 2264515円 37742円
300万円 3年 3% 3140755円 87243円
300万円 5年 3% 3234333円 53906円
300万円 5年 5% 3396793円 56613円

*共に元利均等方式、固定金利で計算

上記例を見ても、借り入れ金額が大きいと月々の支払い負担はかなり大きくなることが分かります。

例えば300万円(金利3%)を借りて3年で返そうとすると、月々の負担額は87243円にもなり、とても普通のサラリーマンが返していける金額ではありません。

借り入れ年数を5年に伸ばせば月々の負担は53906円まで減りますが、車のためにこの金額を5年間支払っていく余裕のある家庭がいったいどれほどあるのかは疑問です。

結婚しているのか、子供は何人いるのか、住宅ローンはあるのか、などによって状況は異なりますが、一般的には頭金をある程度用意し、多くとも100万~200万程度の借り入れに押さえておくのが現実的でしょう。

無理に返済年数を短くしすぎない

中には金利をなるべく払いたくないがために、無理矢理返済年数を短くとってしまう方がいます。

以下は200万円(金利3%)借りたときの返済年数別月々の支払い額です。

返済年数別月々の支払い額

返済年数 総支払額 月々の支払い額
1年 2032644円 169387円
2年 2063088円 85962円
3年 2093832円 58162円
5年 2156212円 35937円

*共に元利均等方式、固定金利で計算

確かに返済期間が短いほうが最終的な総支払額は少なくなりますが、月々の支払い額が重くなっていきます。

収入に対して支払い額が大きすぎると、突然の出費など不測の事態が生じた時に家計が破綻してしまうおそれがあります。

なるべく金利を払いたくないという方は、初めにとりあえずローンを長く組んでおき、お金に余裕が出来たら繰り上げ返済をして元金を減らすという方法をとったほうが良いでしょう。


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