自動車の寿命は何年、何キロなのか
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自分の車はいったい何年、何キロまで乗ることができるのかを気にしている方は多いと思います。
車の一般的な目安となる走行距離は1年で1万キロと言われており、昔は10年、10万キロが一つの買い替え目安でしたが、現在の車は大分頑丈になったので、普通に乗っていれば10万キロ程度で壊れることはありません。
自動車というのはあくまでさまざまな部品が組み合わさった機械なので、しっかり点検をし、消耗した部品を順次取り替えていけば、20万キロでも30万キロでも走ることはできます。
欧米では走行距離30万キロといった車も沢山走っていますし、1台で40万キロを走ったという猛者もいます。
まず車は何年、何キロ乗ったから壊れて走れなくなるといったものではないということを理解しておきましょう。
実質的な走行距離の目安は!
日本人が車1台を所有する期間の平均は7年~8年といわれています。
ただこれは途中で車を売却したり、初めに中古車を買ったりといった場合も含まれますので、この年数を寿命ということはできません。
ではもし新車を購入して乗り潰す場合、何年、何キロぐらいを目安にすれば良いのでしょうか。
確かに部品を交換し続ければ1台の車を何年、何キロでも乗ることができますが、例えばエンジンなどの高額部品を交換しなければいけないなどの場合、だったら新しい車に乗り換えたほうが良いという結論になることが多いのです。
高額部品の交換が増えてくる時期としては、まず15~20万キロ前後が一つの節目です。
20万キロといえば、ちょうど2回目のタイミングベルト、ブレーキホースの交換時期にあたり、またエンジンルーム内のさまざまな部品が消耗してきます。
15万キロを越え、大きな部品交換が必要となった時が一つの大きな乗り換えタイミングといえるのではないでしょうか。
エンジンを長持ちさせるためには
エンジン自体は、しっかりメンテナンスを行っていればそうそう壊れるものではありません。
ただエンジンが壊れてしまうと、50万円クラスの高額な修理代がかるため、そうなったときが実質的に車の寿命となりかねません。
日々のメンテナンスを怠っていると、想像以上に早いタイミングでエンジンが壊れてしまうこともありますので、定期的にしっかりメンテナンスする必要があります。
エンジンを長持ちさせるために重要なのは、
- エンジンオイル、オイルフィルター(エレメント)の定期的な交換
- 冷却液の定期的な補充
の2点です。
エンジンオイルは、エンジンの潤滑、防錆、洗浄、冷却など重要な役割を果たしており、エンジンオイルを交換しないまま走り続けていると、エンジンの焼き付き、出力損失の原因になります。
また金属の粉末や外部からの異物をエンジンオイルからしっかり取り除くために、オイルフィルターの交換も忘れてはいけません。
冷却液は、エンジンやその周辺部の適正な温度に冷却するために重要です。エンジンの冷却がうまくできないと、オーバーヒートを起こし、最悪エンジンが故障してしまう恐れもありますので、冷却液は定期的に補充する必要があります。
20万キロ前後まで乗り潰すつもりならば、エンジンのメンテナンスはしっかり行っていきましょう。
車検が乗り換えタイミング!
車を乗り換えるタイミングとして多いのが車検の時期です。
車検は普通車の場合、新車購入時は3年、以降は2年ごとにやってきます。
9年目の車検、11年目の車検などを目安に乗っていくという方は多く、車検になると見積もり次第では買い替えを検討するという流れです。
10万キロを超えてくると、車検ごとにいろいろな部品を交換しなければいけませんので、車検を受け、もう買い換えたほうが得だと判断した場合は思い切って買い換える決断も必要です。
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