自動車には、多様なユーザーの要求に応えるためにさまざまなボディタイプがあります。
人気のボディタイプは時代とともに移り変わっており、その時々で人気のボディタイプにはやはり沢山の車種が登場しています。
ここではそれぞれのボディタイプについて、その特徴を解説します。
セダン
<出典 : http://xn--nckg5au9r6bbb7179dzm3c.biz/>
セダンは古くからある自動車の基本形で、エンジンルーム、車室、トランクルームがそれぞれ独立した3BOXタイプがメインです。
3BOXタイプで車室とトランクルームが明確に分かれているものをノッチバックといい、一般的にセダンといえばこのノッチバックセダンを指すことが多いです。
セダンは高級車に多く、上質な車内空間や走りを求める層に人気がある一方、大衆的なセダンは近年売れ行きがあまり良くなく、車全体に占める割合は低くなっています。
JISや自動車技術会では、セダンのことを「サルーン」と呼んでおり、JIS上ではセダンとサルーンは同じものですが、日本では上級のセダンにサルーンという名前を付ける場合が多く、サルーンというと高級なイメージがあります。
セダンの例
クラウン マークX フーガ レジェンド など
ハッチバック
<出典 : http://autoc-one.jp/news/898301/photo/>
ハッチバックはセダンの一種で、車両後部に跳ね上げ式のドア(リアハッチ)があり、車室とトランクルームが分かれていない2BOXタイプのものです。
近年人気のある「コンパクトカー」や「軽自動車」などによく使われるタイプで、全長の割に車内空間を広く取れるという特徴があります。
車体価格が安く燃費が良いものが多いため売れ行きは好調で、現代の車のニーズにマッチした車といえます。
またコンパクトで小回りが効くので、狭い道や住宅街、駐車場などでも運転がしやすいというのも人気の理由です。
ハッチバックの例
プリウス アクア フィット デミオ など
クーペ
<出典 : http://matome.naver.jp/odai/2134435894862593101>
元々は3BOXで2ドアのスポーティなものをクーペと呼んでいましたが、最近は4ドアのものもあり、セダンとの違いが曖昧になりつつあります。
走りを楽しむためのスポーツカー仕様で、車内空間や乗り心地などの実用性を犠牲にしつつも、外見や運転の楽しさを追求した車が多くなっています。
本体価格が比較的高い、燃費が悪く維持コストが高い、荷物を載せる場所が少ないなどと実用性は悪いですが、車好きを中心に一定の需要があります。
クーペの例
スカイラインクーペ GT-R フェアレディZ BRZ など
ステーションワゴン
<出典 : http://www.carsensor.net/usedcar/bTO/s046/nenpi/>
ステーションワゴンはセダンに対してトランク部分と車室を一体化し、積載能力を高めた2BOXカーです。
セダンとミニバンの中間の扱いで、セダンの快適な走りと、ミニバンの車内空間の広さのバランスが取れたタイプです。
ベースはセダンなので、5人乗りのタイプが多くなっています。
ステーションワゴンの例
カローラフィールダー ウイングロード など
ミニバン
<出典 : http://new-al-vel-step2015.xyz/archives/448>
ミニバンは車内空間を重視したタイプで、3列シートと広い荷台を備えた2BOXスタイルです。
定員は7人以上で、車内がゆったりしているのでファミリー層にとても人気があり、近年はかなり売れ筋のタイプとなっています。
スライドドアを採用しているものが多く、駐車場での乗り降りが便利なことも人気の理由です。
欠点としては、全高が高いものが多く、車種によっては機械式立体駐車場に入らないものもあるので注意が必要です。
ミニバンの例
ヴォクシー アルファード ステップワゴン セレナ など
SUV
<出典 : http://carcast.jp/8126>
SUVはスポーツ・ユーティリティー・ビークルの略で、オフロードを走行するための性能を向上させたものです。
雪道や悪路には強く、キャンプや海水浴、ウィンタースポーツ等、各種レジャーなどに重宝します。
また力強い存在感から、見た目で選ぶ方も多いです。
SUVの例
ランドクルーザー エクストレイル フォレスター パジェロ など
1BOX
<出典 : http://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/toyota/hiace-van/>
1BOXは全体が一つの箱のようになった形で、運転席のしたにエンジンルームが置かれています。
ボディのほとんどが車室なのでスペースが広く、商用車などに利用されることが多くなっています。
トヨタのハイエースが有名で、4列シートを採用し、10人乗りにもかかわらず乗り心地が快適です。
1BOXの例
ハイエース キャラバン など
オープンカー
<出典 : http://carcast.jp/8722>
オープンカーはその名のとおり屋根のないのが特徴で、大半が2ドア、2シートとなっています。
屋根をつけたり外したりできる着脱式をコンバーチブル(カブリオレ)といい、電動開閉式のものもあります。
一方オープン状態が基本のものをロードスターといい、雨や雪にはとても弱いです。
オープンカーは、実用性よりも趣味で走るという位置づけで、セカンドカーとして持っている場合が多いです。
オープンカーの例
S660 ロードスター など
おすすめの一括査定
車を高く売るならば、安心と実績の一括査定、「カーセンサー簡単ネット車査定」がおすすめです。
- 買取業者は1,000社以上(業界No.1)
- 最大30社への査定依頼
- 一番高く買ってくれる会社がすぐにわかる
- リクルートが運営し、安心と多くの実績
- 最短90秒で申し込み完了
- 連絡希望時間帯を記載可能
正直、今の時代一括査定を使わずに車を売るのは非常に勿体ないです。
車の状態はその個別性が強く、一社だけに車を持っていくと必ず買い叩かれます。
一括査定経由だと、買取店も相場からかけ離れた安い金額は提示してきませんし、その中でも一番高い金額のところに売ることができますので、まず買い叩かれることはありませんし、誰でも車を高く売ることができます。
以下がカーセンサー簡単ネット車査定の申し込み画面です。赤枠に連絡希望時間帯を記載することもできます。

複数社から電話がかかってくるのがどうしても嫌な場合、オークション形式での売却も可能です。

オークション形式の場合、かかってくる電話はカーセンサーのスタッフ(1回)だけです。
最大5,000社がオークション形式で車を入札、一番高い金額をつけた業者と交渉となります。
一括査定のほうが高く売れる可能性は高いですが、電話がどうしても嫌な方はこちらをご利用頂くこともできます。
コメント
コメント一覧 (3件)
[…] 「自動車のボディタイプ別の特徴は!」で各ボディタイプの特徴を解説していますので参考にしてみて下さい。 […]
[…] 車にはさまざまなボディタイプが存在し、ボディタイプや車種によって、その居住性や積載性などが全く異なってきます。 […]
[…] (参考 自動車のボディタイプ別の特徴は!) […]