バッテリー上がりの対処法と交換時期は
<出典 : http://matome.naver.jp/odai/2142487214731879001/2142487546635117403>
自動車にはバッテリー(電池)が搭載されており、車が動いているときに発電機(オルタネーター)などによって発電された電気を蓄電する役割があります。
バッテリーに蓄電された電気は、車の始動時や加速時などの電力消費が大きい時に利用されたり、ルームランプ、ライト、エアコン、カーナビゲーションなどの電装品を動かすために利用されます。
バッテリーに蓄電された電気がなくなってしまった状態をバッテリー上がりといい、バッテリー上がりの状態になると、車を始動するためのスターターモーターが回せないためエンジンがかからなくなります。
バッテリー上がりの原因と対処方法
バッテリー上がりの原因としては以下のようなことが考えられます。
- 長時間自動車を使わなかった
- ルームランプを消し忘れてつけっぱなしにしていた
- スモールライトを消し忘れてつけっぱなしにしていた
- バッテリーの寿命がきた
バッテリーは自動車を使っていない状態でも、オーディオなどのバックアップ電源として常時電気を消費します。よって長い時間自動車に乗らないとバッテリーに蓄電されている電気がなくなってしまいます。
またルームランプやスモールライトの消し忘れも多いです。自動車のエンジンを切った際は必ずスモールライトの確認を、そして自動車に鍵をかけた時はルームランプが消えたことを確認しましょう。
もしバッテリー上がりによってエンジンがかからなくなった場合、大きく2つの対処法があります。
バッテリーケーブルを使用して他車から電気をもらう方法
まずはバッテリーケーブル(ブースターケーブル)を使用して他車のバッテリーから電力をもらい、エンジンを始動させる方法です。
<出典 : http://www.komeri.com/howto/html/01580.html>
- バッテリーが上がった車と救援車のバッテリーの位置を確認し、車同士を近づけます。
- 両方の車のエンジンを切ってエンジンルームを開けます。
- バッテリーケーブルを用意し、赤いケーブルをバッテリーが上がった車のプラス端子に接続します。
- 赤いケーブルのもう一方を救援車のプラス端子に接続します。
- 黒いケーブルを救援車のマイナス端子に接続します。
- 黒いケーブルのもう一方をバッテリーが上がった車のエンジン金属部分(エンジンブロック)に接続します。(マイナス端子ではありません)
- 救援車のエンジンをかけます。
- バッテリーが上がった車のエンジンをかけます。
- 無事エンジンがかかったら、ケーブルを接続した時と逆の順序でケーブルを取り外していきます。
- バッテリーが上がった車は30分程度充電走行をします。
ロードサービスを呼ぶ方法
もう一つの対処法はJAFなり保険会社なりのロードサービスを呼ぶことです。
多少の時間はかかるかもしれませんが、安全にエンジンを始動させてくれますので車の知識が少ない方は無理をせずに助けを呼びましょう。
バッテリー上がりを繰り返すようならバッテリーの寿命なので交換が必要となります。
バッテリーの交換時期
バッテリーが劣化してくると、充電しても十分な電気を蓄えることができなくなり、結果的にバッテリー上がりなどの症状が起きやすくなります。
バッテリーの寿命を知らせるサインとしては以下のような状況が挙げられます。
- エンジンのかかりが悪くなってきた
- バッテリー液の減りが早くなってきた
- バッテリーケースの端子部分に白い粉状のものが付着してきた
このような症状がでてきたら、早めのバッテリー交換を行いましょう。
バッテリーの交換時期の目安として、3年~5年程度に1回交換するのが普通です。
ただ車の乗る頻度やどのような道を走るか、どのような電子機器を取り付けているかなどによって期間は前後します。
バッテリーは自分で交換することもできますが、バッテリー自体が10kg程度ある重量物であること、多少の電気関係の知識があったほうが良いこと、使用済みバッテリーの処理のことなどの問題点がありますので、カーショップなどでやってもらうのが無難です。
価格はサイズによって振り幅はありますが、工賃を含めて1万円~3万円程度が相場でしょう。
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