自動車の安全性は近年ますます重要度を増してきています。
自動車事故の際に身を守るための安全装置は日々進化しており、その中で実際に事故を防止するためのさまざまなシステムも登場してきました。
ここでは各安全装置の概要について解説します。
エアバッグ
<出典 : http://matome.naver.jp/odai/2143212899306780301>
エアバックは、衝突時にバッグが膨らみ、衝突の衝撃を和らげてくれる装置です。
機械式または電気式のセンサーが衝突を感知すると、コントロールユニットによってバッグを作動させるかさせないかをチェックします。
作動の必要があると判断すると、インフレータ内の添加剤に着火して多量のガスを発生させ、バッグが膨らむ仕組みです。
ただ、シートベルトをしていることを前提に設計されているため、シートベルトをしていなかった場合、作動しても効果が薄い場合があります。
グレードの高い車では、正面のエアバッグの他に、側面からの衝突に備えたカーテンエアバッグが搭載されており、より安全性が高くなっています。
横滑り防止装置

<出典 : http://ezotetsu.blog115.fc2.com/blog-entry-241.html>
横滑り防止装置(ESC)は、カーブを曲がるときの自動車の姿勢を安定させる装置です。
カーブを曲がる時、路面の状況が悪かったりすると、予想以上の横滑りが発生して不安定な走行になる場合があります。
そこで横滑り防止装置によって左右輪が独立してブレーキ制御を行い、走行を安定させます。
例えば上図のように左曲がりのカーブを曲がる時、前輪の横滑りが発生した場合は内側の後輪にブレーキをかけ、後輪の横滑りが発生した場合は外側の前輪にブレーキをかけます。
ブレーキの強さを状況に応じて変化させるだけでなく、エンジンの出力調整も自動で行われ、安定走行をサポートします。
車線逸脱防止支援システム
<出典 : http://www.nissan.co.jp/SKYLINE/point_3.html>
車線逸脱防止支援システムは、車の走行が車線から逸脱しそうになると、ドライバーに対して警告する装置です。また自動でハンドルの動きを適切に制御する場合もあります。
自動車に取り付けられているカメラが白線や黄線を察知し、ドライバーが車線からはみ出しそうになると、警報ブザーが注意喚起をします。
また自動車が車線逸脱の可能性を察知すると、自動で小さなステアリング操作を行い、正常な走行をアシストします。
もちろん交差点を曲がるときや、意図的に車線変更をする時などはこの機能がオフになって警報ブザーはなりません。
衝突被害軽減システム

<出典 : http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2012/news/detail4607.html>
衝突被害軽減システムは、自動車が事前に衝突を察知し、ドライバーの被害を最小限にとどめる装置です。
まず自動車が衝突の可能性があると判断すると警報ブザーが鳴り、仮に衝突が避けられない状態を察知すると自動でブレーキが働き減速します。
また最近では、ドライバーモニターカメラでドライバーの表情や顔の向きをチェックし、目を閉じていたり顔が横を向いていたりすると警報ブザーを鳴らすものもあります。
その他、歩行者の検出や蛇行回避支援などによって未然に衝突を防ぐ機能も広がっています。
アンチロック・ブレーキ・システム
<出典 : http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/ast/03/dev/infabs.htm>
アンチロック・ブレーキ・システム(ABS)は、急ブレーキ時や路面凍結時に、車輪ロックによって発生するスリップを防止する装置です。
自動車が急ブレーキをかけると、タイヤと路面の摩擦力が十分ではなく、タイヤがロックしてしまうことがあります。
一度タイヤがロックされるとハンドル操作が効かなくなり、障害物や前方の車などに衝突してしまい大きな事故につながります。
そこでいったんタイヤがロックされても、アンチロック・ブレーキ・システムによって自動でロックを解除し、急ブレーキ後もハンドル操作を可能とすることで衝突を防止することができます。
AFS
<出典 : http://car-me.jp/articles/3803/3>
AFSは、カーブの先までライトを照らすことができる装置です。
普通のライトは自動車の正面を照らすだけなので、大きなカーブで前方が見えにくくなることがあります。
そこで、ステアリング操作と連動してヘッドライドの向きを自動で変えることにより、カーブの先までを照らし、なるべく早くに曲がった先の状況や障害物を発見することができます。
暗視装置
<出典 : http://kunisawa.net/diary/%EF%BD%93%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%B9/>
暗視装置は、赤外線で感知した人や物を映像化し、ドライバーに伝える装置です。
暗闇の中で歩行者や障害物が肉眼では見えにくいといった状況はよくあります。
そこでヘッドライトなどから赤外線を照射し、その反射光をカメラでキャッチします。歩行者や障害物を認識すると、モニターなどでその存在をドライバーに知らせます。
おすすめの一括査定
車を高く売るならば、安心と実績の一括査定、「カーセンサー簡単ネット車査定」がおすすめです。
- 買取業者は1,000社以上(業界No.1)
- 最大30社への査定依頼
- 一番高く買ってくれる会社がすぐにわかる
- リクルートが運営し、安心と多くの実績
- 最短90秒で申し込み完了
- 連絡希望時間帯を記載可能
正直、今の時代一括査定を使わずに車を売るのは非常に勿体ないです。
車の状態はその個別性が強く、一社だけに車を持っていくと必ず買い叩かれます。
一括査定経由だと、買取店も相場からかけ離れた安い金額は提示してきませんし、その中でも一番高い金額のところに売ることができますので、まず買い叩かれることはありませんし、誰でも車を高く売ることができます。
以下がカーセンサー簡単ネット車査定の申し込み画面です。赤枠に連絡希望時間帯を記載することもできます。

複数社から電話がかかってくるのがどうしても嫌な場合、オークション形式での売却も可能です。

オークション形式の場合、かかってくる電話はカーセンサーのスタッフ(1回)だけです。
最大5,000社がオークション形式で車を入札、一番高い金額をつけた業者と交渉となります。
一括査定のほうが高く売れる可能性は高いですが、電話がどうしても嫌な方はこちらをご利用頂くこともできます。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 事故を予防するもの、仮に事故が起きたときにダメージを軽減するものなどさまざまな安全装置が出てきており、やはり安全第一ということでついていて損はありません。 […]