<出典 : http://okagen.cocolog-nifty.com/daily/2012/05/post-fed2.html>
飲酒運転(酒気帯び運転)は、お酒を一滴でも飲んでいたら適用されるわけではなく、「呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上」という取り決めがあります。
もちろん、一滴でもお酒を飲んだら運転は控えるべきですが、仮にこの基準値を下回っていた場合は、お酒が入っていても酒気帯び運転で捕まることはありません。(厳重注意は受ける可能性が高いです)
では、この基準値は具体的にどれぐらいお酒を飲んだら超えてしまうのでしょうか。
アルコール血中濃度の計算をし、理論値を出してみる
呼気1リットル中のアルコール濃度は、アルコール血中濃度の5倍です。
よって、「呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上」は、「アルコール血中濃度0.03%以上」と置き換えることができ、アルコール血中濃度がこれ以上ならば理論上は酒気帯び運転となります。
次に、アルコール血中濃度は以下の式で求めることができます。
アルコールの血中濃度[%]=(飲酒量[ml]×アルコール度数)÷(833×体重[kg])
この式の、飲酒量、アルコール度数、体重の各パラメータを当てはめれば、理論上のアルコール血中濃度を算出することができます。
例えば、体重70kgの成人男性が、アルコール度数5%の缶ビール一本(350ml)を飲んだ場合、
アルコール血中濃度=(350×5)÷(833×70) = 0.03%
よってこの場合、理論上はギリギリ酒気帯び運転になる可能性があるレベルといえます。
お酒の種類別、酒気帯び運転の飲酒量は!
では、いちいち計算するのが面倒くさいという方のために、体重70kgの一般的な成人男性の場合に、どのぐらい飲むと酒気帯び運転の基準値を超えるかを、お酒の種類別にリストアップしてみます。
ビール
<出典 : http://lohaco.jp/product/9715147/>
ビールは先ほども説明したとおり、350mlの缶ビール一本でアウトです。(アルコール度数5%)
ワイン
<出典 : http://www.french-hana.jp/drink-menu>
ワインは、145ml以上飲むと酒気帯び運転の基準に達します。(アルコール度数12%)
人によっては、グラスワイン一杯(125ml前後)でもアウトになります。
日本酒
<出典 : http://liquorbuy-life.com/cn8/pg69.html>
日本酒は、109ml以上飲むと酒気帯び運転の基準に達します。(アルコール度数16%)
一杯30mlのお猪口の場合、3杯~4杯でアウトです。
焼酎
<出典 : http://www.nomooo.jp/blog/11067/>
焼酎は、70ml以上飲むと酒気帯び運転の基準に達します。(アルコール度数25%)
水:焼酎 = 1:1 の水割りをコップ一杯(180ml)飲むと普通にアウトです。
ウイスキー
<出典 : https://twitter.com/bot_whisky/status/659159865730863104>
ウイスキーは、43ml以上飲むと酒気帯び運転の基準に達します。(アルコール度数40%)
1ジガー(タンブラーに指1.5本分注ぐ)でアウトです。
あくまでも理論値! 飲んだら乗らないこと!
ここまで、お酒の種類別に、どれぐらい飲んだら酒気帯び運転の基準値に達するかを見てきましたが、これらはあくまでも計算上の理論値です。
人によって体重は異なりますし、お酒が弱い方は、呼気中のアルコール濃度が高く出てしまうこともあります。
理論上は大丈夫、と思って運転し、捕まってアルコール濃度を測ってみたら実は酒気帯び運転だった、なんてことになったら目も当てられません。
さらに、いくら基準値以下とはいえ、お酒を飲んで運転することで判断力が鈍ることには間違えなく、事故を起こしてしまう確率も高まります。
やはり、一滴でも飲んだら運転しない、運転するなら一滴も飲まない、ということを徹底することが大切です。
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