TNGAとは? トヨタの次世代プラットフォームの特徴や適用車種など


TNGAとは、「トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー」の頭文字を取ったもので、次世代のプラットフォームを軸とした新しい開発方針のことです。

よく、新型プラットフォームの名称がTNGAだと誤解している方がいますが、TNGAはあくまで車づくりや仕事の進め方の方針です。

そして、TNGAは、主に以下の5つの取り組みを公表しています。

1.商品力の向上

次世代プラットフォームの開発により、車を骨格から変える。また、クルマの中核となるパワートレーンユニットについても、低重心・高性能なユニットを新開発し、順次搭載していく。

2.グルーピング開発による効率化

定められた「アーキテクチャー(設計思想)」に基づき、複数車種の同時開発を行う「グルーピング開発」により、部品・ユニットの共用化を進め、20~30%の開発効率向上を目指す。

3.ものづくり改革

仕入先と調達、生産技術、技術の各部門が四位一体となり、より作りやすく、よりシンプルな部品・ユニットの構造を実現する。

4.グローバル標準への取り組み

多数の自動車メーカーがグローバルに採用している標準部品も採用できるよう、グローバル標準規格に対応する。

5.TNGAと連動した調達戦略

「グルーピング開発」による部品・ユニットの共用化に対応し、「まとめ発注」を実施することで、さらなる競争力確保を進めていく。

次世代プラットフォームの5つの特徴

では、TNGAによって作られる次世代プラットフォームの5つの特徴を解説します。

1.究極の走りを実現するためのドライビングポジション

TNGAは、ヒップポイントの位置からステアリングの配置など、ドライビングポジションを一から見直しています。

大柄な男性から小柄な女性までの身長差に対応するため、シートのスライド量を従来よりも20mm、ハンドルのチルト量を10mm拡大し、より多くのドライバーが最適なポジションを取ることができるようになりました。

また、従来よりもハンドル面の角度を立てることで、より心地よくハンドルを握ることができます。

2.思い通りの走り

TNGAでは、重心高、重量配分、シートのホールド性、ステアリングの操作性、サスペンションシステムなどを全て一から見直すことで、走りの質感が大幅に高まっています。

加速時には従来よりも滑らかな動きを実現させ、走行中は外乱による影響を最小限に抑え、高い次元の乗り心地を保ちます。

今までのトヨタ車に欠落していた走りの楽しさも加わり、「いつまでも走っていたい」と思えるような車を実現しました。

3.静かなプライベート空間

TNGAの新プラットフォームは、従来のサイレンサ(吸遮音材)の素材を一新し、車内の静粛性が大幅に高まっています。

ボディパネル間の隙間を通り抜けてくる音に対しても、シーラの素材を見直すことで徹底的にガードし、静かで居心地のよい空間が実現しました。

4.環境にやさしい燃費性能と、走りの楽しさを求める加速感

TNGAは、限りある資源を無駄にしないよう、徹底的な燃費向上を図りました。

第4世代の新しいハイブリットシステム、新しい回生協調ブレーキにより高い燃費性能を、そして、5年越しに開発した新しいパワートレーンシステムにより走りを楽しくする加速性を達成しました。

その他、薄型マフラーの開発、排気熱回収機の見直し、フラットなアンダーカバーの設計など、燃費性能向上へのこだわりを細部まで感じられる設計となっています。

5.最先端の安全、安心技術

交通事故死傷者数ゼロを目指した「安全、安心」は、TNGAを核となる部分です。

高い衝突安全性能を確保するため、ボディの主要骨格にホットスタンプ材を使用し、強度を最高峰に高めています。

それだけではなく、何度も衝突試験を繰り返し、安全の先にある安心を目指して設計が進められてきました。

安全、安心技術に関しては申し分のない進化を遂げたと言ってよいでしょう。

TNGAの適用車種と今後

始めてTNGAが採用されたのはご存知の通り、2015年に発売された4代目プリウスで、2016年発売のC-HRにも採用されました。

2017年2月現在、国内で販売されているTNGA採用車種はこの2車種のみです。

今後は、トヨタやレクサスブランドにおいてTNGAの採用車種を順次拡大していく方針で、10年以内には全車種のプラットフォームをモジュール化するという理想も持っているようです。

そうなれば、コスト削減効果が大幅に進み、ますます世界のトヨタは強くなっていくのでしょう。

TNGAの今後に期待は一層高まっています。


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