MENU

免停処分後に受講する「停止処分者講習」の内容と短縮できる期間 


<出典 : http://www.osakafusyakyo.or.jp/sidoucenter/room.html>

残念ながら運転免許の停止処分(免停処分)を受けてしまった場合でも、「停止処分者講習」を受講することにより、免停期間を大幅に短縮することができます。

停止処分者講習は必ず受けなければいけないというものではなく、あくまで、受けた人の免停期間が受講成績に応じて縮まるという仕組みで、「免停講習」、「短縮講習」などとも呼ばれています。

逆に、免停を受けたにもかかわらずこの講習を受けなかったとしても特に罰則はなく、ただ単に免停期間が短縮されることがないというだけです。

停止処分者講習の内容

停止処分者講習には、「短期講習」、「中期講習」、「長期講習」と3種類の日程があり、免停になった日数によって受ける講習区分が異なります。

停止処分者講習の区分
免停期間30日60日90,120,150,180日
講習区分短期講習中期講習長期講習
受講料13200円22000円26400円
講習日程1日のみで6時間2日間で10時間2日間で12時間

免停30日の場合は1日だけの短期講習で良いのですが、60日以上の免停の場合2日間みっちりと講習を受ける必要があります。

停止処分者講習は、免許停止処分が正式に下され、停止処分書が手渡された日から受講、または予約が可能となり、短期講習の場合には当日に受講できますが、中期、長期講習の場合は事前に予約が必要です。

また、講習は平日のみで、土日祝日はやっていませんので、通常のサラリーマンの方は会社を休んで受講しなければいけません。

受講当日に必要なものは、

  • 運転免許停止処分書(出頭した時にもらう)
  • 受講料
  • 筆記用具
  • 印鑑
  • 運転に適した靴や服装

となります。

受講成績によって短縮期間が異なる

では具体的にどのぐらい免停期間が短縮されるかですが、短縮日数は講習の最後に受ける筆記試験の成績によって決まり、筆記試験の点数によって、それぞれの受講者に「優」、「良」、「可」、「不可」の段階の成績がつきます。

受講成績による短縮期間
免停日数「優」の短縮日数「良」の短縮日数「可」の短縮日数
30日29日25日20日
60日30日27日24日
90日45日40日35日
120日60日50日40日
150日70日60日50日
180日80日70日60日

「優」は正答率85%以上、「良」は正答率70%以上、「可」は正答率50%以上となっています。

「優」の正答率85%は一見難しそうですが、どんな問題が出題されるかを講習中にほとんど話してくれるため、しっかり話を聞いていればほとんどの方が「優」を取れるような試験です。

また、仮に正答率が50%を下回っても、希望をすれば再試験を受けられ、再試験に合格すれば「可」と同様の短縮日数を得ることができます。

日数短縮後の注意点

停止処分者講習は、あくまで免停の日数を短縮するだけのもので、処分自体がなくなるというものではないということに注意が必要です。

特に、6点~8点の違反によって、初めて免停30日の処分を受けた方が、講習を受けて「優」の成績を取ると、免停期間が29日間短縮され、免停はその日だけになります。

(この場合、停止処分者講習が終わった当日に免許証を返してくれますが、あくまで運転できるのは「翌日」からなので、帰りに車を運転して帰ってはいけません。)

免停30日の実質の免停期間は1日だけで、大した処分ではなかったかのように錯覚する方がいますが、「前歴」が付くということを忘れてはいけません。

以下は違反点数と前歴による免許停止期間を表しています。

違反点数による免許停止期間
免停期間30日60日90日
前歴なし6~8点9~11点12~14点
1回4~5点6~7点
2回2点
3回
4回以上
免停期間120日150日180日
前歴なし
1回8~9点
2回3点4点
3回2点3点
4回以上2点3点

前歴1回の方の場合、次は4点の違反で60日の免停、6点の違反で90日の免停となり、もしまた同様の違反をしてしまうと、長期間車に乗ることができなくなってしまうのです。

前歴は1年間無事故無違反、もしくは3年経過でリセットされますが、この間は特に慎重な運転をしなければいけません。

おすすめの一括査定

車を高く売るならば、安心と実績の一括査定、「カーセンサー簡単ネット車査定」がおすすめです。

  • 買取業者は1,000社以上(業界No.1)
  • 最大30社への査定依頼
  • 一番高く買ってくれる会社がすぐにわかる
  • リクルートが運営し、安心と多くの実績
  • 最短90秒で申し込み完了
  • 連絡希望時間帯を記載可能

正直、今の時代一括査定を使わずに車を売るのは非常に勿体ないです。

車の状態はその個別性が強く、一社だけに車を持っていくと必ず買い叩かれます。

一括査定経由だと、買取店も相場からかけ離れた安い金額は提示してきませんし、その中でも一番高い金額のところに売ることができますので、まず買い叩かれることはありませんし、誰でも車を高く売ることができます。

以下がカーセンサー簡単ネット車査定の申し込み画面です。赤枠に連絡希望時間帯を記載することもできます。

複数社から電話がかかってくるのがどうしても嫌な場合、オークション形式での売却も可能です。

オークション形式の場合、かかってくる電話はカーセンサーのスタッフ(1回)だけです。

最大5,000社がオークション形式で車を入札、一番高い金額をつけた業者と交渉となります。

一括査定のほうが高く売れる可能性は高いですが、電話がどうしても嫌な方はこちらをご利用頂くこともできます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

中古車販売店で10年以上の実績を持ち、
中古車業界の内情や車の値付けについて精通しています。

車を出来るだけ高く売るための方法をサポートします。

コメント

コメント一覧 (1件)

目次