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実は世界で売れている日産、三菱の売れ筋車種ランキング!

日産自動車

<出典 : http://uuroncha.air-nifty.com/blg/2010/01/post-cbdf.html>

2017年上半期の世界新車販売台数で、ルノー、日産、三菱連合が初めてトップになったとの発表がありました。

これまでトヨタ自動車やフォルクスワーゲンがトップ争いをしていただけに意外に思う方も多いとは思いますが、1位のルノー、日産、三菱連合が約526万台、2位のフォルクスワーゲンが約515万台、3位のトヨタ自動車が約512万台ということで、僅差での1位となっています。

ちなみに、ルノー、日産、三菱の売上台数の内訳は、ルノーが約187万台、日産が約289万台、三菱が約49万台なので、去年に三菱自動車が燃費不正をきっかけに日産の傘下に入ったことが大きな理由であることは間違えないでしょう。

なんだかんだいっても、世界でなかなかの売れ行きを誇る日産、三菱の車ですが、いったい世界ではどんな車種が売れているのでしょうか。

日本で売れている車種との比較を交えて見ていきましょう。

日産での売れ筋は日本と世界でここまで違う!


<出典 : http://autoc-one.jp/nissan/x-trail/report-3377514/>

まずは2017年上半期、日産自動車の日本での売れ筋ランキングです。

日産自動車の日本での売れ筋ランキング(2017年上半期)
順位車種台数
1位ノート84,211台
2位セレナ54,344台
3位エクストレイル29,383台
4位マーチ9,082台
5位リーフ7,169台

次に2017年上半期、日産自動車の世界での売れ筋ランキングです。

日産自動車の世界での売れ筋ランキング(2017年上半期)
順位車種台数
1位エクストレイル(ローグ)431,417台
2位シルフィ(セントラ)341,187台
3位キャッシュカイ253,667台
4位アルティマ(ティアナ)212,222台
5位アルメーラ177,271台

ランキングを見てみると、日本と世界の売れ筋車種の違いに驚かされます。

日本ではノート、セレナ、エクストレイルの3車種の売れ行きが圧倒的ですが、世界全体で見ると、日本ではほとんど見向きもされていない車種が上位に食い込んでいます。

まず世界一位はエクストレイルで、北米ではローグという名前で販売されており、なんとSUVとしては世界で一番売れています。

エクストレイルは燃費、走行性能、デザインなどのバランスがよく、日本車が比較的弱い欧州でも高い支持を集めています。

そして、2017年に自動ブレーキ搭載でプロパイロットも搭載可能の新型が登場しましたので、さらなる躍進にも期待できるでしょう。

世界二位はシルフィで、北米ではセントラの名前で販売されています。

実はこの車、日本では1770台(2017年上半期)しか売れておらず、世界で34万台も売れていたというのがとても驚きです。

日本では同価格帯のプリウスなどに対し、燃費や装備の面でも割高感が強く、なかなか受け入れられてはいませんが、中国などではとても人気がある車だそうです。

世界三位はキャッシュカイという車種で、日本未発売車種です。

エクストレイルの一回り小さいSUVのようですが、やはりSUV人気はすごいですね。

三菱も日本と世界でのランキングに差が!


<出典 : http://www.carsensor.net/catalog/mitsubishi/outlander_phev/>

続いて2017年上半期、三菱自動車の日本での売れ筋ランキングです。

三菱自動車の日本での売れ筋ランキング(2017年上半期)
順位車種台数
1位デリカD:56,736台
2位デリカD:24,224台
3位アウトランダー4,125台
4位ミラージュ2,078台
5位RVR1,212台

次に2017年上半期、三菱自動車の世界での売れ筋ランキングです。

三菱自動車の世界での売れ筋ランキング(2017年上半期)
順位車種台数
1位アウトランダー109,000台
2位トライトン76,000台
3位RVR(ASX)75,000台
4位ミラージュ43,000台
5位パジェロスポーツ38,000台

三菱も日産ほどではないものの、日本と世界ではランキングに差があります。

日本で強いのはやはりデリカシリーズで、車内空間や燃費など、ミニバンとしての機能を維持しながら、悪路走破性能も高いというのが評価されています。

一方、世界一位はアウトランダー(PHEV含む)で、特にクリーンディーゼルなどを中心に環境意識の高い欧州で底堅い人気があります。

世界二位はトライトンで日本未発売車種。

ピックアップ型は日本ではあまり人気がありませんが、世界ではそれなりにメジャーなで、三菱が得意としているタイプでもあります。

そして世界三位はRVR。

欧州ではASXの名で販売しており、売れ行きは好調です。

日本が世界の売れ筋に合わせる時代に!

上記を見ても、世界全体での販売台数に対する日本での販売台数は大分少なくなっており、日本市場への車の投入はあくまで世界での需要に左右される時代となっています。

日産のシルフィなどが良い例で、サイズを世界で統一化するため、2012年のモデルチェンジでそれまで日本で馴染みのあった「ブルーバード」という冠を外し、先代の5ナンバーサイズから3ナンバーサイズへ大型化してしまいました。

(参考 3ナンバーと5ナンバーの違いとは!

当時日本でセダンの売れ行きが芳しくなかった影響もありますが、日本市場だけのためにあえてボディをつくる必要はないとの判断だったのでしょう。

近年は日本市場だけを意識した車づくりは軽視される傾向にあり、新車発表なども北米や欧州の展示会で行うケースも目立っています。

特に日産、三菱はルノーの資本が入っているため、今後その傾向はますます加速していくと思われます。

企業が売れている市場、これから伸びる市場を意識するのは当たり前のことですが、日本の自動車メーカーとして、是非日本独自の市場を大切にしてもらい、日本独自の車文化を維持していってほしいと思います。

この記事は以下の記事を参考にして書かれています。
<出典 : https://carview.yahoo.co.jp/news/market/20170902-10271784-carview/?mode=full>

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この記事を書いた人

中古車販売店で10年以上の実績を持ち、
中古車業界の内情や車の値付けについて精通しています。

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